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保守記事.391-3-3 詐欺師?赤ひげ?

2011-08-12 17:38:26 | 記事保守

日テレ「スッキリ!!」でこの男性を紹介

 日本テレビは12日、7月11日放送の情報番組「スッキリ!!」の中で、この男性を「医師」として紹介していたことを明らかにした。

 被災地で活動中のボランティアで熱中症が増えているという情報を紹介する際に、コメントなどをしていたという。

 同社総合広報部では「医師の資格があるかどうか確認できておらず、現在、事実確認を続けている」とコメントしている。

(2011年8月12日14時36分  読売新聞)

被災地で資格なく医療行為 石巻で活動、本人「医師だ」

 

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で医師として活動してきたボランティア団体代表が、実際には日本の医師資格を持たずに医療行為をしていたことが朝日新聞の取材でわかった。

 この代表は「米田きよし」と名乗る人物。震災後、遅くとも4月から同市内のボランティア活動拠点に常駐し、活動中にけがをしたり体調を崩したりした人を対象に傷の手当てや投薬をしていた。

 代表は、活動拠点を運営している石巻市社会福祉協議会から医師であることの証明を求められた際、「医師国家資格認定証」「厚生労働省認定」などと日本語 で書かれた顔写真入りのカードのコピーを渡していた。また、カナダ国内の病院に所属する救命救急医であると英語で記した名刺を使っていた。

 しかし、医師免許を所管する厚生労働省医事課は11日の朝日新聞の取材に対し、医師の資格を証明するのは「医師免許証」であると説明。協議会がコピーを 保管している「認定証」は発行していないとした。さらに、朝日新聞が名刺に記された病院に確認したところ、「この名前の医師は一度も働いたことはない」と の回答を得た。

 代表は朝日新聞の11日夜の電話取材に対し、「認定証はカナダ政府に作ってもらった」「名前の部分は偽名だ」などと述べたうえで、「米国で取得した免許を書き換えており、自分は医師だ」と主張した。

 この代表の団体は、日本財団が被災地支援のためにNPO法人やボランティア団体に支給している助成金を申請していた。団体側には7月に100万円が助成された。

 協議会は12日、報道陣に対し、「認定証」のコピーを公開した。協議会は「まじめにボランティアをしてくれていたので信用していた。医師でないとすれば非常に残念だ」とコメントした。代表からは4日ごろから連絡がないといい、今後、話を聞きたいとしている。

 宮城県警は12日、医師法違反などの疑いで捜査に着手した。捜査関係者への取材でわかった。協議会の関係者から話を聴いているとみられる。本人からも事情を聴く方針で、所在の確認を進めている。厚生労働省も事実関係の調査をする。

■「ひと」欄で紹介、おわびします

 朝日新聞は10日付朝刊2面の「ひと」欄に「被災地で『ボランティアの専属医』を務める米田きよしさん(42)」との記事を掲載しました。5月以降、複数回にわたって面談と電話で本人を取材した記者は「日本の医師免許を持っている」と聞いていました。

 掲載後、記事を見た社外の方から「米田氏は医師ではない」との情報が寄せられました。確認作業を進めたところ、記事で紹介した経歴について複数の虚偽や 虚偽の疑いがあることが判明しました。海外の医師免許を書き換える仕組みがないことも確認しました。その他の取材結果も踏まえ、日本の医師資格は持ってい ないと判断しました。

 さらに事実関係の確認作業を続けていますが、無資格者による医療行為はただちに止める必要があると考え、12日付朝刊でこれまでに把握できた事実と、こ こに至った経緯をお知らせしました。そのうえで、事実と異なる内容を掲載したことを読者と関係者の皆様におわびし、この記事の全文を削除しました。

 

保守記事.391-3 心無いもの
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