You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

HawksとGiants中心にああ言えばこう言う屁理屈と結果論だらけなオッサンのブログです。

かんざし買いに来たわけではない

2015年02月12日 | 【球場生観戦リポート】男どアホウ観戦記
11日の祭日は朝7時に徳島を出発し高知・安芸市営球場へと赴いていた。おそらく現地に潜入するのは7~8年ぶりとなるだろうか。

目的は現地でキャンプを張っているタイガース二軍の練習試合を見るためである。相手はこれまた高知・春野でキャンプ中のライオンズ二軍。入場料が無料だったこともあるが今年初の野球観戦としては移動距離も適度で(家からだと高速経由で三時間弱)カードも悪くないと判断して足を伸ばしてきたのだ。

ファームだけになってからの安芸訪問は初めてだったので球場の混み具合が読めなかったのだが予想していたより来場者は多数(一軍がキャンプやってたときの三分の一程度かな)11時過ぎに車を停め、球場内をまずは散策してみる。室内練習場横のサブグラウンドではライオンズの選手がウォーミングアップ中だった。

メイングラウンドには既に客が入った状態だったので我が輩は最初三塁側の席に腰を下ろし、その後はイニングごとに場所を変えていろんな位置から試合を観戦した。到着してから思っていたことだがこの日はとにかく気温が高く、正午が来る頃には上着がいらないくらいにまでなっていた。隣接する売店で焼きそばなどを買い(売店の数は少なめながらそこそこ数は出ていた)試合開始を待つ。

ふと外野席を見ると以前来たときは芝生だったものが内野と同等の背もたれのないベンチ席に変わっており足下はコンクリ舗装。どっちかというと以前の芝生仕様のほうがこの球場には似合っていたような気もしたな

12時30分にゲームはスタート。オーダーを見るとタイガースは1番に横田が入っていたので今日はこいつメインで観戦しようと思い立つ。先発ピッチャーは阪神が鶴・西武は中崎。鶴はこの日投げたすべてのピッチャーの中ではボールの質、投球の内容含めて完璧な出来。三回パーフェクトという結果を抜きにしても「一軍のボール」というものを投げていたようには見えた(なんで沖縄の一軍キャンプに呼ばれなかったのか不思議なほどのピッチング)

最終スコアで言うと13-0ということでタイガースの圧勝で終わったのだけど、得点に絡んだのが良太だったり狩野だったり田上だったりと一軍でもお馴染みの面々ばかりで失礼ながら「活躍しても驚かない」連中ばかりだったのは不満だが、その中でも注目株の横田は六打数三安打(うち三塁打が一本)と若手では一人大活躍。名鑑見返してビックリしたけど彼まだ高卒二年目で19歳だったんだ。守備のレベルはボールもあまり飛んでこずこの日見ただけではわからなかったもののシェアなバッティングと足の速さはかなり目立っていた(三塁打もギリギリじゃなく悠々という感じで到達したくらい)

あと記憶に残ったことを箇条書きで抽出。

○阪神二番手の藤原が球は良いのに投球リズムと制球が安定せず。こんなにボール先行しているようでは現状だと中継ぎでも難しい。

○途中から良太に変わってサードに着いたのが岡崎だったのに驚いた。いつコンバートされたの??

○ライオンズの選手が投打とも元気なし。先発の中崎は一軍経験もあるが初回からこんなにコントロールが悪いのでは話にならないし野手の攻撃意欲も萎えさせてしまう。スピードもないから実際の起用は左のワンポイントになるだろうけど、それにしても良い所が一つも見られなかった。

○そのライオンズの攻撃陣も二軍とは言え熊代や大崎がクリーンナップ打ってるという迫力のなさは大丈夫なんかと言いたくなってしまったなあ。荒削りだけど大物打ちのスラッガーはファームに今は残ってないのかね。

○この日試合では投げなかったがブルペンで練習していたライオンズの玉村と田中が「おっ」と思わせるボールを見せていたので、今度はこいつらを見てみたいなと思った。

結局この日は場所をいろいろ変えながら観戦させてもらったが、全体の雰囲気としては穏やかというのか観客の平均年齢層が高いと言うこともあり若い選手に対して「がんばりやあ」という優しさに溢れたムードだったように感じられた。

しかし本来なれば凡ミスを連発したりストライクが入らないような選手に対しては「昨日までのキャンプで何を練習しとったんじゃい!」とヤジを飛ばすくらいの厳しさがあってもいいとは思うのだが、同様にベンチからもあまりそういう怒声は響かず個人的にはそうしたピリピリムードが若干不足しているかもという感じには映った。

ちゅーことで本年の観戦一発目。天気も良く気分は上々。次回は三月に丸亀のオープン戦を見に行く予定である。

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