You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

HawksとGiants中心にああ言えばこう言う屁理屈と結果論だらけなオッサンのブログです。

オマリーのせいで大移動

2007年06月11日 | 【球場生観戦リポート】男どアホウ観戦記
ひとり甲子園観戦記。その道中の記録。

会社から四年連続で譲り受けたこの時期の甲子園チケット(カードは阪神対ソフトバンク)ペア席なのだが今回は月曜なので妻は行けない(ワシの休暇申請は理由を「野球観戦」にしたらすんなり通ってしまった・・・(__;))そんなわけで単独での大遠征、ここはとことん費用を浮かせての移動プランを計画していた。本日のルートは以下の通りである。

朝に鳴門の家を出て大鳴門橋だけを高速で通過すると、淡路島のメイン道路である国道28号に出る。そこをひたすら岩屋港を目指し車を二時間ほど走らせたこフェリーの乗り場に到着。車を近くの市営駐車場に置くとすぐ乗船手続きを取った(人間だけなら片道320円)ちょうどフェリーが停泊中だったので待たずに乗ることができた。

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明石港には二十分ほどで到着予定なので、席に座ることもなく甲板で海上の景色を眺める。天候もよいので、このへんはなかなか快適だ。明石大橋をこんな近距離で下から見たのも初めてだし、短時間とはいえ船に乗ると旅情気分もわき上がる。

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明石港に着いたのが正午過ぎだっので、乗り場にあった食堂で「たこめしセット」というのを食べてみる。やはり明石といえばタコということで(^_^;)

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オーダーしてからエライ待たされたが味はよかった。特にソバの麺が海草と一緒に打たれたもので、食感がつるつるしていて喉越しがよい。けっこうこれは気に入った。

この明石港から歩くこと約十分、JR明石駅からJR甲子園口を目指す。今回なんでこんなめんどくさいコースを選定したかというと、試合終了を最後まで待っていたのでは間違いなく帰りのバスがなくなってしまうからなのだった。仮に自分の車で近くまで行ってもオマリーとボーグルソンの嫁ハンのCMでお馴染み「コウシエンキュウジョウニ、チュウシャジョウハ、アリマヘ~ン」という状態であるので、そうなると電車を使うのが一番だろうと(淡路からは車がないと帰れないので、岩屋まではマイカーでやってきたのだ)

さらに、もっといえば三宮で阪神電車に乗り換えればさらに簡単だったのだけど、それだと早く着きすぎてしまうし、どー考えても阪神ファンでごった返している中に飛び込むのは少々きついものがあったのだ(^_^;)それで多少遠回りではあるが、JR甲子園口から徒歩で甲子園球場まで移動という計画を立てていたのである。

そして14時に甲子園口に降りた僕は歩いて甲子園球場を目指した。小一時間ほどかかったし気温も上がっていたのでかなり暑かったが(~Q~;)球場が見えたときには「おおーっ」と声を上げてしまったほど嬉しかった。

今甲子園はリニューアル工事の真っ最中で、シンボルたるツタはもうばっさりなくなっており、ムリヤリ看板でそれをカバーしている状態だった。

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時間を見ればまだ開門まで一時間くらいあるので、時間つぶしに去年も行ったららぽーと甲子園に足を運んでみる。汗もかいていたので涼むにはちょうどよい場所だった。

17時前に球場へ戻るとすでに入場可能な状態。さっそく中へ入ると国内最高の野球フィールドが眼前に広がり、何度も来ているにもかかわらず新鮮な感動に包まれる。ああー、来てヨカッタと・・・(>_

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グラウンドではホークスの打撃練習が行われている。松中や多村の打球が簡単にスタンドインしているのにさすがだと感心した(しかし多村は守備練習をしなかったので「もしや?」と思ったら、やはりゲームには出なかった)

そんなわけでいつもなら虎の応援だが、今夜の相手は鷹のみなさん。こちらを優先的に応援するのは仕方のないところだ。 ※この日のゲームの詳細

※毎度お馴染みラッキーセブンの虎風船。むろん鷹ファンの僕は今回に限り飛ばしていない(隣にいたおばちゃんが風船あげると言ってくれたのだが、ここはぐっと我慢して(^◇^;)丁重にお断りさせていただいた)

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試合はH・和田とT・下柳の投げ合いで投手戦となりゲーム進行はやたらと早い。最後1-0でホークスの勝利が決まった途端周りの虎ファンの席を立つスピードたるや見事なものだった。ひとり座って笑っていたワシは若干名に睨まれた気がしないでもなかった(なにせ一塁側内野席なので・・・(__;)あんまり大きく喜ぶことはできない)

試合終了後外へ出たのは二十一時三十分。すっかり涼しくなった甲子園通りを歩いてJR甲子園口まで。疲れはピークに来ていたがここからの帰りが踏ん張りどころ。甲子園口→明石に戻った頃の時刻は零時。深夜の明石港近辺は静かなものだった。

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乗客もまばらなタコフェリーにふたたび乗ると、今度は客室で少し横になった。しかしたった二十分しかないので(^_^;)仮眠を取るわけにもいかない。岩屋に着いたのがほぼ午前一時でここからは車を運転せねばならぬのだ。いやもうハッキリいって体はへろへろ(>_

さすがに帰りだけは東浦から高速に進入し、一時間ほどで鳴門に帰還した。

楽しかったし安くついたし予定通り帰ってきたのだが、ここまでの疲れは想定外じゃったな・・・帰宅後はシャワー浴び、妻を起こさぬように布団に入ったのだが「なんとなく」起きていた妻に今日の報告。たぶんこの時点で半分以上寝ていたのだろう。何を言っても「ふぅおー\(~o~)/」という返事しかないのだが、ワシがしゃべり続けた方がすぐ寝ると思ってそのまま説明を続けた。

妻の完熟睡(-_-)゜zzz…を確認し、ワシも横になった。あー、明日も休みならもっとよいのに・・・