You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

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30も良い番号だぞ

2018年01月25日 | 【本・ゲーム他】Baseball Culture


日刊スポーツWeb版で懸賞の出ていた小冊子を何の気になしに応募したら昨日それがあっさりと当たり、我が家に送り届けられたのであった。

これは目下ニッカン本紙で連載中の「高校野球大河連載 野球の国から」というコラムで、第一弾として取り上げられていた江川卓の巻を纏めた物である(物としては非売品になるそうだ。また、現在Web上でも閲覧可能)

江川がもっともスゴかったと言われる高校時代の話を本人のインタビュー交え、ここまで長く紹介した記事は昨今ではあまり読んだこともなかったせいか、ひじょーに面白い内容だった。

実は我が輩プロ野球ファンになってかれこれ四二年ほどになるのだが、ここまで見てきたピッチャーの中では彼が一番だと考えているのである。実質江川がNPBでホントにそのすごさを見せつけたのはプロ入り二年目から四年目までの事ながら、当時から聞こえていた「でも高校二年の時はもっとスゴかったよ」という話を聞くにつれ二〇勝したピーク時の八一年を基準に考えても、いったいこれ以上どんな球を投げていたのかと、想像するだにオソロシイ状態だったのである。

あの頃(80~82年)江川と対戦した打者がよくコメントしていたのは「真っ直ぐとわかっていて打てない」「どうしようもなく速い」とかそんなんばっかだったのが、テレビ中継で見ていてもそのストレートの勢いはよくわかった(以前は阪神・藤川の「火の玉ストレート」がよく似ていると言われていたが、最近だと楽天・則本の指にかかったときのボールが江川に近いのではないだろうか)

現存・流通する当時の映像が殆ど無いことから言っても、この小冊子は当時のイメージを断片だけでも味わうことが出来る貴重なテキストになっていると言えるだろう。そんなわけで今回は良いモノをいただいたなと満足している。あと今年からホークスの武田が背番号を18にしてしまったのが個人的には残念な話だった。彼の球筋は18(松坂)ではなく30(江川)に近いと思うので、出来ればこのまま30を背負ってほしかった気はしますわね。

江川卓、全盛期のピッチング 度を越えた正真正銘の怪物!ストレートの伸びがえげつない!

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