こちらもオールスター

仕事を休んで松山・坊ちゃんスタジアムで開催されるフレッシュオールスターゲームを見に行く。

15時には現地に着いたのだが、オールスターとは言え一軍半クラスの選手しか出ないとあってか客足は鈍い。駐車場も球場のゲート前も意外と閑散としている。しかしこの大会からは必ずスターとなる選手が出現しているので（イチローを筆頭に）今回は「未来の大選手」を探す楽しみもあったりするのだ。

時間も早いし暑いので(~Q~;)時間つぶしをしようと球場の中にある博物館「の・ぼーるミュージアム」へ入った（なにせ入場は無料）写真を撮って良いものかどうか躊躇したが、しっかり長島さんのユニフォームなどをパチリと。



外へ出るとちょうど到着したタクシーからなにやら大柄な男がふたり降車。ガラの悪そうなスーツに黒のサングラスで短髪。どっかで見たことあるなあと思っていたら「え？亀田？？」(__;)

と脳内データベースにヒット。急いで至近距離に行ってみるとなんのことはない、日本ハムの木下という選手だった。いや、噂には聞いていたのだがサングラスかけるとホントに瓜二つ（まあ考えてみれば野球選手をこんな近くで見たことなどないのだから貴重な経験ではあった）



開門後は真っ先に弁当を買うと内野席に座り込む。今日は自由席なので適当に移動。ふとグラウンドに目をやれば試合前のアトラクションで12球団のマスコットが全員集結している。これもある意味オールスターというか、コレの方が豪華なのではないかとも思ってみたり。

※なにやら協議を始めるマスコットたち


※その後なぜかストレッチをするやつと指導するやつとに分かれる


試合の方は両チームとも一軍経験のあるピッチャーが好投。しかし見ている方としたらヒットが出ない試合は面白味に欠ける　※ゲーム詳細



期待していた選手たちはどいつもこいつも結果が芳しくなく（巨人の坂本、ロッテの角中（アイランドリーグ出身）等）こちらの方も期待はずれ。まあ入場料1500円なら投手戦を見るのも悪くはないのだけど・・・

そんなわけでランナーが出ないので試合進行は早い。帰り支度を始めた頃はまだ21時になっていなかった。次はもう少し打撃戦を見たいものだ。

あとこれは蛇足だが、松山からの帰り道で高速越しに見た川之江の夜景が若干「ブレードランナー」調（冒頭の夜景シーンと似ておる）でおおっと思えてしまったのだった。

神宮の杜で

恐れていた東京出張が三度決まり、今日から三日間またまた休みナシである(__;)

この事はもう1週間くらい前から「なんとなく」見えていたので、それを想定してワシは本日行われるヤクルトー巨人戦のチケットを事前に購入していた。そう、場所は前回下見に行った神宮球場。せめてこれくらいの楽しみは許されてもヨイだろうということだよ。

さて今回もＪＡＬに揺られて1時間（今回ワシの隣に座った人は少々いかつい人だったので怖かった。両腕と首筋にジャイアント・バーナードのようなTATTOOを入れていた）さらに電車、地下鉄を乗り継ぎ2週間ぶりの東京来襲。客先での打ち合わせを終えると赤坂のホテルにチェックイン。着替えるとすぐに目的地である神宮球場を目指した。

前回と違い今回は地下鉄で駅から５分ほどのルートを使う。時間は１８時３０分くらいだったので、ちょうど球場に行く人がたくさんおり、その波に乗るだけで到着することができた。正面ゲートから見た神宮球場はテレビや雑誌で見たまんまの印象だった。おー、ちょっと感動(>_



ワシの席はネット裏２階席とのことで、売店で弁当を買ってから座るところを探してみた。しかしこの球場は中へはいると時代を感じる佇まい。さすがに６０年の歴史を誇る球場だけのことはある。甲子園の古さとはまた趣が違うわ。

買った弁当は「ホームラン弁当」というふつうの幕の内(__;)（そもそも何がホームランなのかよーワカラン）そしてワシの席はちょうど球場のど真ん中の後方。思っていたほどグラウンドから遠くなく、フィールドが一望できる最高の席だった。目の前に見える人工芝とスコアボードを見て「ううー、今ワシは神宮にいるのか(T.T)」と再び小さな感動に打ち震える。





試合の方は巨人・金刃がホームランを打ちまくられ、ヤクルトが優勢。終盤一点差まで追い上げたが小笠原が三振してゲームセット。残念ながら負け試合を見せられてしまったが、内容が面白かったのでそんなに腹は立たず。

ホテルに戻りシャワーを浴びると明日の仕事のことを考えて少し凹んできた。このまま野球見て終わりだった最高やのになあ・・・