急な話だが今日から一泊二日で福岡へ行くことになった。目的は福岡Yahoo!Japanドーム球場で行われるソフトバンク－巨人戦（どちらも贔屓チームでカードとしては最高。極端なことを言えば本妻と愛人の闘いを見に行くような気分だ。ちなみに今回はホークスの応援）の観戦なのだが、チケットが一枚しか取れなかったうえ妻の人が同じ日に所用で大阪に行くため今回はワシ一人での大移動となる。
※以下は帰宅後に書かれた記事である
考えてみれば九州に行くのは中学の修学旅行以来なのでほぼ30年ぶり（当然Yahoo!ドームも初体験）さらに片道５５０キロ（遠っ！(__;)）の行程を愛車で激走するのもこれまた初めての経験だが、あの出足の遅い車でオール高速を走破できるのか多少の不安を抱いたまま、予定通り朝8時にワシは自宅を出たのだった。
ナビで目的地の宿をセットして早速鳴門インターから乗り込んだのだが、まだまだ休日１０００円効果が有効中なのか早朝にもかかわらず交通量は多い。しかも高松まではほとんど一車線なので一台でも遅いヤツがいるとその区間は平均速度が70キロを割ってしまうこともあるのだ。今回は板野から三木町あたりまで「そういうヤツ」にヒットしてしまい、スタート開始直後だというのにタラタラとしか移動ができずかなり苛々してしまった(__;)
さいわい坂出以降は基本２車線なので走行はいたってスムーズなもの。心配していた車のパワー不足も、アクセルを思い切って踏めば(^_^;)ある程度スピードが出ることも確認できたし、高速をコレで走るのもそんなにしんどくなさそうだ。
その後は無事瀬戸大橋も渡り、以降岡山－広島－山口と順調（とは言いつつ、島根行きの時も思ったことだが広島県はどーしてこんなに広いのかと・・・(__;)）に先へと進み午後には九州道にも上陸。途中多少の渋滞には引っかかったが予定通り１５時過ぎにはホテルに到着した。今回泊まるホテルは楽天トラベル経由で予約した「ホテル一楽」というビジネスホテル。シングルで４０００円という安さとビジホには珍しい大浴場があるというのが気に入っていた（ついでながら駐車料金も５２５円／一泊 とこのあたりではたぶん一番安い）
試合は１８時開始で開門は１６時なので、チェックインを済ますとワシはすぐにドームへと向かうことにした。ホテルから球場へ行くには地下鉄に乗り、唐人町という駅で降りて徒歩１５分程度。ホテル最寄りの地下鉄駅は天神駅というところで、ここからだと徒歩２５分ほどの距離だから時間的にはちょうど良い（天神地下街経由で歩いたら天神駅もすぐわかったので、唐人町まではあっさり来られた）
唐人町駅から地上に出ると住宅街の向こうにドームの屋根が見えて、ワシはそれだけで笑みがこぼれそうになってしまった。そして歩きながら少しずつ少しずつドームが近づいてくると、もう嬉しくて嬉しくて仕方なく(^_^;)歩みがどんどん早くなるのを止めることが出来ない。そしてホークスタウンが見えだした頃、ついにワシの目前に福岡Yahoo!Japanドームが出現。廻りに人がいることもお構いなしでワシは思わず「とうとう来てしまった！」と声に出して喋ってしまったのだ(__;)
南海の頃からホークスを応援して３２年、この地にドームが出来てから１６年、ようやくここに来られたのかと思うともう感動と喜びとでアタマの中はいっぱいだったのではないか。たぶんワシ試合始まる直前までずっと顔ニヤけていたと思うなあ（きっと近くにいた人は気色悪かったことでしょう）
かなり大型のショッピングモールになっているホークスタウンを抜けるとドームのゲート前に辿り着いた。ゆっくり全体を見渡すと京セラドームや札幌ドームと比べて建物自体の高級感というか、趣が全然違っているのに驚いた（ココに比べると大阪ドームは安っぽい感じがする）
ちょうどこの日は「マスコット祭りｉｎヤフードーム」というイベントも開催されており、球場廻りには九州各自治体で活躍しているマスコット達が写真撮影にも応じていた（そのついでに県産品のＰＲもしっかりやっているのだけど）それも含めドームの外はかなり賑わっていたようだ。
※ドーム廻りの楽しい風景まとめ（すべてこの日の撮影）
すっかり気分の高揚したワシはとりあえずゲートに入場し自分の席を確認した。中に入ると眼前に飛び込んでくるドームのフィールド／照明／大型ビジョンがワシの脳をさらに刺激する（ESPNの中継で何百回も見てきたこれらの光景が今正にワシの目の前に！！(>_
少し時間が経ち多少落ち着いたか(^_^;)この時点で猛烈に腹が減ってきたため売店に弁当を買いに走った。どこの球場でもそうだがここにも選手の名前が入った弁当が売られていて、色々悩んだ末に小久保弁当を買ってみることにする（巨人戦ということで両方のチームにゆかりのある選手だし）
※中身は小久保の出身・和歌山の名産品で埋め尽くされている。
腹も膨らみ時計を見るとそろそろ試合開始が近づいている。客席もだんだん埋まりだしよくよく見ると僕の席の廻りは私設応援団の人が鳴り物や旗をどんどん用意しているではないか(__;)コレはしらふだとこのノリについて行けないと思ったワシは売り子の兄ちゃんを捕まえてチューハイを買っておいた。ここは早く酔っぱらわなければ・・・
そしてようやくメンバー発表。ホークスのラインナップの時はビジョンにＰＶが流れ、それに乗ってスタメンのコールがされるのだが、コレが実に格好良い。
ゲームの方は巨人が内海、ホークスはジャマーノの先発。名前を聞いたときは今日はちょっとしんどいなと思ったけど、実際試合展開も巨人に先制されて苦しい流れに。
ジャマーノはランナーを出しながらも追加点はやらない辛抱の投球を続けていたが、なにせこの日の内海は出来が良く、５回を終わった時点でワシは完封負けも覚悟していたほどだった。しかし地の利というか応援の勢いのおかげというか、松中の同点タイムリーに続き松田の勝ち越しホームランが出て気がつけばホークスが逆転。
松田の一発が出たときワシの廻りの席ではもう大騒動になっていて(__;)これはもう一回の裏からずっと思っていたことだけど、ヤフードームの応援は甲子園に勝るとも劣らない。そのうえファンの質が良いというか巨人・小笠原の１５００試合出場成立の瞬間などでも全員が拍手をしていたくらいだし、このあたりビジターチームへの敬意が感じられて見ていて実に気持ちがよい。すべてのファンではないにしろ、どちらかというと対戦相手へのリスペクトが少ないトラファンや自軍の選手にしか興味のないジャイアンツファンには少し見習っていただきたいものだ。
その後試合は３－１でホークスが勝利。７回からは摂津－ファルケンボーグ－馬原とお得意の継投で逃げ切った。お立ち台は勝ち越し打の松田と勝利投手のジャマーノ。そして今夜はサプライズゲストとして藤井フミヤが登場し、ホームプレート付近で「勝利の空」を熱唱。たまたま来たこの日にフミヤを生で見られるとは、かなり得した気分だ。
・ゲームデータ
※わかりにくいが熱唱する藤井フミヤ
さらに締めのお約束「勝利の花火」がドーム内に打ち上がる（モノスゴイ音だった・・(__;)）これもテレビで何度も見てきたが、やはり現場で聞くととてつもなく興奮するし「勝ったなあ」という余韻にモノスゴ浸れてホントに最高。
帰りは１２０パーセントの満足感を噛み締めながらドームを後にしたのだった。今回の野球観戦は今までのどれよりも楽しく見応えのある物だったし、許されるなら明日も来たいくらいだが(^_^;) 近いうちに必ずやってくるぞ！と思いながらワシは宿へと戻ったのである。
※このあと屋台にも行ったりしたのだが長くなったので一旦終了。
※以下は帰宅後に書かれた記事である
考えてみれば九州に行くのは中学の修学旅行以来なのでほぼ30年ぶり（当然Yahoo!ドームも初体験）さらに片道５５０キロ（遠っ！(__;)）の行程を愛車で激走するのもこれまた初めての経験だが、あの出足の遅い車でオール高速を走破できるのか多少の不安を抱いたまま、予定通り朝8時にワシは自宅を出たのだった。
ナビで目的地の宿をセットして早速鳴門インターから乗り込んだのだが、まだまだ休日１０００円効果が有効中なのか早朝にもかかわらず交通量は多い。しかも高松まではほとんど一車線なので一台でも遅いヤツがいるとその区間は平均速度が70キロを割ってしまうこともあるのだ。今回は板野から三木町あたりまで「そういうヤツ」にヒットしてしまい、スタート開始直後だというのにタラタラとしか移動ができずかなり苛々してしまった(__;)
さいわい坂出以降は基本２車線なので走行はいたってスムーズなもの。心配していた車のパワー不足も、アクセルを思い切って踏めば(^_^;)ある程度スピードが出ることも確認できたし、高速をコレで走るのもそんなにしんどくなさそうだ。
その後は無事瀬戸大橋も渡り、以降岡山－広島－山口と順調（とは言いつつ、島根行きの時も思ったことだが広島県はどーしてこんなに広いのかと・・・(__;)）に先へと進み午後には九州道にも上陸。途中多少の渋滞には引っかかったが予定通り１５時過ぎにはホテルに到着した。今回泊まるホテルは楽天トラベル経由で予約した「ホテル一楽」というビジネスホテル。シングルで４０００円という安さとビジホには珍しい大浴場があるというのが気に入っていた（ついでながら駐車料金も５２５円／一泊 とこのあたりではたぶん一番安い）
試合は１８時開始で開門は１６時なので、チェックインを済ますとワシはすぐにドームへと向かうことにした。ホテルから球場へ行くには地下鉄に乗り、唐人町という駅で降りて徒歩１５分程度。ホテル最寄りの地下鉄駅は天神駅というところで、ここからだと徒歩２５分ほどの距離だから時間的にはちょうど良い（天神地下街経由で歩いたら天神駅もすぐわかったので、唐人町まではあっさり来られた）
唐人町駅から地上に出ると住宅街の向こうにドームの屋根が見えて、ワシはそれだけで笑みがこぼれそうになってしまった。そして歩きながら少しずつ少しずつドームが近づいてくると、もう嬉しくて嬉しくて仕方なく(^_^;)歩みがどんどん早くなるのを止めることが出来ない。そしてホークスタウンが見えだした頃、ついにワシの目前に福岡Yahoo!Japanドームが出現。廻りに人がいることもお構いなしでワシは思わず「とうとう来てしまった！」と声に出して喋ってしまったのだ(__;)
南海の頃からホークスを応援して３２年、この地にドームが出来てから１６年、ようやくここに来られたのかと思うともう感動と喜びとでアタマの中はいっぱいだったのではないか。たぶんワシ試合始まる直前までずっと顔ニヤけていたと思うなあ（きっと近くにいた人は気色悪かったことでしょう）
かなり大型のショッピングモールになっているホークスタウンを抜けるとドームのゲート前に辿り着いた。ゆっくり全体を見渡すと京セラドームや札幌ドームと比べて建物自体の高級感というか、趣が全然違っているのに驚いた（ココに比べると大阪ドームは安っぽい感じがする）
ちょうどこの日は「マスコット祭りｉｎヤフードーム」というイベントも開催されており、球場廻りには九州各自治体で活躍しているマスコット達が写真撮影にも応じていた（そのついでに県産品のＰＲもしっかりやっているのだけど）それも含めドームの外はかなり賑わっていたようだ。
※ドーム廻りの楽しい風景まとめ（すべてこの日の撮影）
すっかり気分の高揚したワシはとりあえずゲートに入場し自分の席を確認した。中に入ると眼前に飛び込んでくるドームのフィールド／照明／大型ビジョンがワシの脳をさらに刺激する（ESPNの中継で何百回も見てきたこれらの光景が今正にワシの目の前に！！(>_
少し時間が経ち多少落ち着いたか(^_^;)この時点で猛烈に腹が減ってきたため売店に弁当を買いに走った。どこの球場でもそうだがここにも選手の名前が入った弁当が売られていて、色々悩んだ末に小久保弁当を買ってみることにする（巨人戦ということで両方のチームにゆかりのある選手だし）
※中身は小久保の出身・和歌山の名産品で埋め尽くされている。
腹も膨らみ時計を見るとそろそろ試合開始が近づいている。客席もだんだん埋まりだしよくよく見ると僕の席の廻りは私設応援団の人が鳴り物や旗をどんどん用意しているではないか(__;)コレはしらふだとこのノリについて行けないと思ったワシは売り子の兄ちゃんを捕まえてチューハイを買っておいた。ここは早く酔っぱらわなければ・・・
そしてようやくメンバー発表。ホークスのラインナップの時はビジョンにＰＶが流れ、それに乗ってスタメンのコールがされるのだが、コレが実に格好良い。
ゲームの方は巨人が内海、ホークスはジャマーノの先発。名前を聞いたときは今日はちょっとしんどいなと思ったけど、実際試合展開も巨人に先制されて苦しい流れに。
ジャマーノはランナーを出しながらも追加点はやらない辛抱の投球を続けていたが、なにせこの日の内海は出来が良く、５回を終わった時点でワシは完封負けも覚悟していたほどだった。しかし地の利というか応援の勢いのおかげというか、松中の同点タイムリーに続き松田の勝ち越しホームランが出て気がつけばホークスが逆転。
松田の一発が出たときワシの廻りの席ではもう大騒動になっていて(__;)これはもう一回の裏からずっと思っていたことだけど、ヤフードームの応援は甲子園に勝るとも劣らない。そのうえファンの質が良いというか巨人・小笠原の１５００試合出場成立の瞬間などでも全員が拍手をしていたくらいだし、このあたりビジターチームへの敬意が感じられて見ていて実に気持ちがよい。すべてのファンではないにしろ、どちらかというと対戦相手へのリスペクトが少ないトラファンや自軍の選手にしか興味のないジャイアンツファンには少し見習っていただきたいものだ。
その後試合は３－１でホークスが勝利。７回からは摂津－ファルケンボーグ－馬原とお得意の継投で逃げ切った。お立ち台は勝ち越し打の松田と勝利投手のジャマーノ。そして今夜はサプライズゲストとして藤井フミヤが登場し、ホームプレート付近で「勝利の空」を熱唱。たまたま来たこの日にフミヤを生で見られるとは、かなり得した気分だ。
・ゲームデータ
※わかりにくいが熱唱する藤井フミヤ
さらに締めのお約束「勝利の花火」がドーム内に打ち上がる（モノスゴイ音だった・・(__;)）これもテレビで何度も見てきたが、やはり現場で聞くととてつもなく興奮するし「勝ったなあ」という余韻にモノスゴ浸れてホントに最高。
帰りは１２０パーセントの満足感を噛み締めながらドームを後にしたのだった。今回の野球観戦は今までのどれよりも楽しく見応えのある物だったし、許されるなら明日も来たいくらいだが(^_^;) 近いうちに必ずやってくるぞ！と思いながらワシは宿へと戻ったのである。
※このあと屋台にも行ったりしたのだが長くなったので一旦終了。