2011年のペナントレースが終了。以下断片的に今年思ったことを綴る。
○優勝セは中日・パはソフトバンク・・・パは順当ではあったけど途中まで日ハムが僅差で付いてきたという、むしろそのことに感心した。強力打線が無くとも、しっかりしたエースがいて枝葉の投手陣もそこそこの駒を持っているチームは簡単に沈まないと言うことなのだろうか(もっとも梨田解任決定後はあっという間に沈んでしまったけどさ(^◇^;))順位抜きならMVPは楽天・田中だろうけど、優勝チームからならやはり内川かな。CSじゃなんだかんだいっても西武よりはハムの方が手強そう。
セではドラゴンズの追い上げはハッキリ言って異常だった(__;)落合解任が決まった後の選手たちの解放されたオーラというか、カダフィ没後のリビアにも似た自由を謳歌できる空気をひしひしと感じているかのように、誰しもがはつらつとプレーしているように見えてしまったのはハムとは正反対。今年はその流れからのリーグ優勝という感じなのでCSは燃え尽き症候群に襲われるのではないかと心配(期待?)している。おそらくファイナルはヤクルトではなく巨人相手となるだろう。
○震災でいろいろ・・・いろんな調整を経ながら今年こうしてペナントレースを最後までやれたと言うことは野球ファンの誰しもがよかったと言わねばならないだろう。被災地の人たちにとってはまだまだ「野球どころじゃないわ」という気分も続いていることだろうが、やっぱり経済活動の一環として試合興業を行い、ファンの我々も微力ながらお金を落としつつそれが支援金の一部に繋がるのであれば、それは必ずしも不謹慎なことではないと僕は思うのだ。何もないところからお金は生まれないし、ああいう野球場みたいな一日に何万という人たちが来ている場所での募金活動は効果も絶大なわけで、来年以降も各球団にはぜひとも続けていただきたいと思いますわ。
○ホームラン激減、超投高打低で投手成績が昭和30年代に・・・飛ばない統一球の導入と広くなったストライクゾーンの影響で防御率一点台の投手がわんさと出現。その反面三割打者は両リーグでたったの9人。30本以上のホームランを打った選手に至っては僅か2人しかいなかった。最初は空中戦がなくてつまらんなあという気もしたが、投手が投げたボールがきっちりしたところに決まればそうは打てない、そしてまたそれを打ち返すのは打者側に相当な技術が必要であるという本来の前提を考えると、そこには常に高度な攻防が存在するということなわけで、見ている方からすればこれがホントのプロ野球の姿なのかもしれないとの想いもあったりするのだ。
去年までのようにあきらかに打ち取った当たりがふらふらとスタンドインしたり、ベースぎりぎりに決まった球をあっさりボールと判定されるようなこともなく、また試合進行も早くなる(3時間半ルールの縛りもあったが、今年の平均試合時間は三時間六分でこれは15年ぶりの数字とのこと)というメリットも生んでいるわけで、ホームランはホームランバッターにしか打てないという当たり前のことを具現化しているという点では大いに評価できる英断だったとぼくは思う。
ちょっと長くなったんで続きは後日。
○優勝セは中日・パはソフトバンク・・・パは順当ではあったけど途中まで日ハムが僅差で付いてきたという、むしろそのことに感心した。強力打線が無くとも、しっかりしたエースがいて枝葉の投手陣もそこそこの駒を持っているチームは簡単に沈まないと言うことなのだろうか(もっとも梨田解任決定後はあっという間に沈んでしまったけどさ(^◇^;))順位抜きならMVPは楽天・田中だろうけど、優勝チームからならやはり内川かな。CSじゃなんだかんだいっても西武よりはハムの方が手強そう。
セではドラゴンズの追い上げはハッキリ言って異常だった(__;)落合解任が決まった後の選手たちの解放されたオーラというか、カダフィ没後のリビアにも似た自由を謳歌できる空気をひしひしと感じているかのように、誰しもがはつらつとプレーしているように見えてしまったのはハムとは正反対。今年はその流れからのリーグ優勝という感じなのでCSは燃え尽き症候群に襲われるのではないかと心配(期待?)している。おそらくファイナルはヤクルトではなく巨人相手となるだろう。
○震災でいろいろ・・・いろんな調整を経ながら今年こうしてペナントレースを最後までやれたと言うことは野球ファンの誰しもがよかったと言わねばならないだろう。被災地の人たちにとってはまだまだ「野球どころじゃないわ」という気分も続いていることだろうが、やっぱり経済活動の一環として試合興業を行い、ファンの我々も微力ながらお金を落としつつそれが支援金の一部に繋がるのであれば、それは必ずしも不謹慎なことではないと僕は思うのだ。何もないところからお金は生まれないし、ああいう野球場みたいな一日に何万という人たちが来ている場所での募金活動は効果も絶大なわけで、来年以降も各球団にはぜひとも続けていただきたいと思いますわ。
○ホームラン激減、超投高打低で投手成績が昭和30年代に・・・飛ばない統一球の導入と広くなったストライクゾーンの影響で防御率一点台の投手がわんさと出現。その反面三割打者は両リーグでたったの9人。30本以上のホームランを打った選手に至っては僅か2人しかいなかった。最初は空中戦がなくてつまらんなあという気もしたが、投手が投げたボールがきっちりしたところに決まればそうは打てない、そしてまたそれを打ち返すのは打者側に相当な技術が必要であるという本来の前提を考えると、そこには常に高度な攻防が存在するということなわけで、見ている方からすればこれがホントのプロ野球の姿なのかもしれないとの想いもあったりするのだ。
去年までのようにあきらかに打ち取った当たりがふらふらとスタンドインしたり、ベースぎりぎりに決まった球をあっさりボールと判定されるようなこともなく、また試合進行も早くなる(3時間半ルールの縛りもあったが、今年の平均試合時間は三時間六分でこれは15年ぶりの数字とのこと)というメリットも生んでいるわけで、ホームランはホームランバッターにしか打てないという当たり前のことを具現化しているという点では大いに評価できる英断だったとぼくは思う。
ちょっと長くなったんで続きは後日。