You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

HawksとGiants中心にああ言えばこう言う屁理屈と結果論だらけなオッサンのブログです。

こんなにも素敵な人たちがそばにいてくれた

2012年10月08日 | 【球場生観戦リポート】男どアホウ観戦記
この日までに既に順位は確定し、セはジャイアンツが優勝、パはファイターズの優勝となり我がホークスも3位フィニッシュとなった。そしてこの日2012公式戦最終試合は小久保の引退試合となったのである。当初予定は無かったが日程が発表になった直後すぐにチケットを押さえ、この日の観戦となったのだった。

朝10時にドーム入りしたら既にそこら中が人だらけ。時間つぶしに「小久保展」をやっている王貞治ベースボールミュージアム(最終戦なので500円で入れた)へも入ってみたがこちらも長蛇の列が

いつものドーム観戦より今回は時間的な余裕もあり、近隣もいろいろ散策できて楽しかった。ホーク一世の銅像も拝んできたしコンコースの売店も全部チェックできたし。

先発オーダーはやはり4番・小久保。贅沢を言えばサードに入れて欲しかったが松田にCSの調整をさせないといけないのでこれはムリ。嬉しかったのは5番にDHで松中が入っていたのが秋山監督の粋な計らいを感じてちょっと感動した。

入場時には上の写真にある9番の形を模した「コクボード」をもらった。これを小久保の打席の度に掲げろと言う指示を試合前にMAXからされていたけど、実際掲げてみると色が景色に溶けちゃって↓9番であることがあんまりわからない。

で、試合はきっとMK砲が最後のアベックホームランを打つと勝手に思い込んでいたのに、なんとなんとオリックスの先発・西にノーヒットノーランを食らってしまったのであるふつうそんなことってある??

ゲームセットの瞬間客席からは「うそー」とか「なんでやー」みたいな声が飛んでいたが僕も思わず西に「空気読め!」と叫んでしまった。しかしコレばっかりは打てなかったホークスが悪いんであって西は責められない。怒りを押し殺して偉大な記録を達成した彼に僕を含めたホークスファンからも惜しみない拍手が贈られていた(自分の座っていた三塁側のお客さんは暖かかったな)

そして始まる今日の目玉、小久保引退セレモニー。以下その写真を数点抜粋。



※公式ユーストリームでもこの模様は見られる。→こちら

さすがに小久保の挨拶は良い内容で、聞いているとほろっとさせたが本人は健気にも終始笑顔。それでも最後に王さんが花束を持って声をかけたときは涙が溢れていたなんと美しい師弟愛。

胴上げにはマリナーズに行った川崎やリハビリ中の和己も参加して、背番号の数だけ小久保は9度宙に舞った。いずれはホークスに復帰して、今度は監督として胴上げされて欲しいと、そう感じることのできたひじょうに良いムードの引退式でありました。

しかしCS・日本シリーズと出番は残っているので我々ファンから「お疲れさん」とはまだ言えない。
今彼に言えることはこの19年間本当に「ありがとう」の一言だけである。

やはり二軍は一軍の影になっているのだ

2012年10月06日 | 【球場生観戦リポート】男どアホウ観戦記
オールスターに続いてこちらも四国では10年ぶりの開催となる(そのときはタイガースとライオンズの対戦で阪神が優勝した。当然それも生観戦)ファーム日本選手権・福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの試合観戦のため朝から松山・坊ちゃんスタジアムへ行ってきた。

客の入りはどんなもんかと思っていたが、まあこんなモンだろうか。入場者は7000人弱とのこと

一番・中西/四番・江川/五番/田上と並んでいる名前を見たときは一軍実績のあるメンバーが多いホークスがひいき目抜きで上だと思っていた。先発の二保もファームでは無敗の11勝0敗で防御率も一点台と言うことで、その期待はますます大きいモノになっていたのだけどこういう一発勝負はやってみないとわからんな

結果的に試合はロッテが4-0で勝利してファーム日本一の称号を手に入れた。

今日の試合を見ていて思ったのはロッテの先発・植松が落ち着いたピッチングを展開して、なんでコイツが上にも上がれずにファームでも2勝しかできなかったのか不思議だったこと。さらにはホークスサイドの覇気のなさいというか全身で「来年上で暴れてやる!」と感じられた選手が一人もいなかったことがとっても寂しく感じたこと、この日はその二点に集約されていたのではないかという感じである。

ホークス側で言うとこの日の戦犯は間違いなく田上。3年前のベストナイン捕手にこんなことを言わねばならないのが悲しい話だけどリードは単調、スローイングには力強さが無くフットワークもキャッチングも悪い、ホームクロスプレーのブロックも迫力不足で隙だらけと彼が上に復帰するには下で0.350くらいは打たないと、もう捕手としてはお呼びじゃないんじゃないかと思えてしまった。来年もチームに残るなら早々に捕手を廃業して小久保の後釜を狙った方が彼にとってもチームにとっても有益なのではないだろうか(堂上があんなことになってただでさえキャッチャー足りないのはわかるけど・・・)

試合内容もゲッツーだらけ、バント失敗とまるで一軍のアカンところをそのまま見せられているようなプレイのオンパレード。やはり兄弟は似てしまうものなのか・・・

それとピッチャーも二保の後に出すなら嘉弥真はともかく勝ち負け度外視してでも吉本とかの若手をもって使ってくれても良かったのにとは思ったなあ。そうでもなければ今日のゲームはホークスサイドになんの収穫もない無内容なものでしかなかったわけで、小川監督にはそのあたりも(遠方から来ている我々のようなファンに来年以降の希望を与えてもらえるような何かを提示して欲しかったのだ)考慮してもらいたかったわ。

それとこれは帰宅してからわかったことだが、下の写真の胴上げメンバーである_

生山裕人、南竜介といった選手が翌日に戦力外となってしまったのがこの世界はやっぱりシビアだなと思ってしまった。

それにしてもMVPを愛媛出身の塀内が取ったのは出来すぎだったな