憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

秋篠宮殿下の御考えを微妙に下げる週刊ポスト記事

2021-03-08 11:20:42 | 秋篠宮
お若い頃の秋篠宮殿下に対して私は自由奔放でチャラいかたというイメージを持っていましたが、有るときTVを見ていて「おや?もしかして案外骨のあるかたかも?」と見直したことがありました。
殿下は<天皇のあり方>について記者の取材に答えていたのですが、内容は思い出せないのですが、それまでの殿下からは想像できないような答えでした。
ほぼ同時期「高円宮殿下が秋篠宮殿下に急接近している。」というような報道があったので、その時は年長の再従兄弟である故高円宮殿下に何か吹き込まれたのだろうと推測し、吹き込まれたにしろ秋篠宮殿下がそのようなお考えをお持ちなのは良いことだと思ったことを記憶しています。
その後間もなく高円宮殿下は薨去されてしまい、秋篠宮殿下は元のチャラい殿下に戻ってしまわれるのか、と見ていたら、そのようなことはなく、以来秋篠宮殿下の御考えがひたすら真っ直ぐにその方向へ進んで行かれるのを見ると、故高円宮に吹き込まれたというより秋篠宮殿下御自身が元々そのような志向をお持ちだったのでしょう。
私は秋篠宮殿下のお考えを概ね支持しているのですが、「週刊ポスト」は殿下のお考えを否定する記事を書いています。

記事にはこの写真が添えられているのですが、これは本当に天皇誕生日当日の写真なのでしょうか。
2020.11.07のNEWSポストセブンの記事にもこの写真が使われていますが、元々はは殿下のもみあげの形から察するに2020年6月16日『香淳皇后二十年式年祭の儀』 のために皇居へ入られる両殿下の写真かとも思われるのですが?
おまけに記事とは裏腹に紀子妃殿下の表情は柔和です。

秋篠宮皇嗣夫妻「信号を止めるな」大騒動 宮内庁が憂慮する交通格差
週刊ポスト2021年3月19・26日号
天皇誕生日の午前10時頃、天皇・皇后を乗せた公用車が赤坂御所から皇居・半蔵門口に到着した。
 半蔵門には誕生日を祝う人だかりができていた。天皇・皇后は車の中から微笑みながら、そのまま皇居の中へと入っていった。しかし、その数分後に現われた紀子皇嗣妃の乗った公用車は、対照的な動きを見せた。
 天皇・皇后の車を見送った余韻もあり、群衆は半蔵門前の歩道を塞いだまま。車はしばらく皇居に入れず、交差点の真ん中で数十秒ほど“立往生”してしまった。現場にいた関係者が言う。
「しびれを切らしたのか、紀子さまの車列の先頭にいた警護車両が急発進して、歩道近くまで車を寄せた。それに周囲の警察官が気づき、群衆を誘導して道をあけた。皇居入りする紀子さまの表情は険しく見えました」

ひどいですねー。天皇皇后は微笑み、紀子さまは険しい表情、と対比したり、車には秋篠宮殿下紀子妃殿下が揃って乗っていらっしゃるのに、紀子妃殿下しか乗っていないように書いたり。
記者の悪意を感じます。

「天皇・皇后両陛下が公務の際に自動車で移動する場合、安全確保のため通行時はすべて青信号になるよう調整されます。それは皇太子時代からの慣例です。しかし、秋篠宮家は一般の車両と同様に赤信号で停車する。そのため今回のような連携ミスが起こってしまったのではないでしょうか。
<中略>
しかし秋篠宮さまは“信号を止めずともよい”とご指示されているようなのです」 

2019年6月、皇嗣となって初の海外公務となったポーランド・フィンランドへの公式訪問では、政府専用機やチャーター機ではなく一般客も同乗する民間機で渡欧。しかし到着が遅れ、ホスト国に迷惑をかけてしまったと報じられた。
天皇陛下は皇太子時代から公式訪問では政府専用機を使われ、私的な海外訪問では民間機をチャーターされていました。
 しかし、秋篠宮さまは“公費支出を抑えたい”“多くの人に迷惑をかけたくない”というご希望が強い。そのため専用機の使用や信号を止めることに否定的なのです。しかし、それがかえって周囲の手間を増やしてしまう結果になっていることは否めません」(前出・宮内庁関係者)

天皇皇太子の移動の際には信号を調節するが、各宮家の移動には信号の調節をしないのが慣例です。
秋篠宮殿下は皇嗣であるが、皇太子ではないので内廷皇族ではない。
だから宮家の対応で行くしかないのです。殿下のご希望でそういう扱いになっているのではありません。
皇太子、私的な訪問に民間機をチャーター。って、どうなんでしょうね。
秋篠宮殿下の”公費の支出を抑えたい””多くの人々に迷惑をかけたくない”というお考えの方向性は間違っていないと思います。
その殿下が娘のためには盲目となってしまう。人間て悲しい。

「当初、国民の不満は400万円の金銭トラブルを抱える小室家に向けられていた。しかし現在では“国民が歓迎しない結婚に、税金から約1億4000万円もの一時金が支払われるのか”と秋篠宮家や皇室のあり方そのものへと批判の矛先が変わってきている。眞子さまの縁談が物議を醸すなか、“秋篠宮家が特別扱いされている”と思われたくない気持ちが大きいのかもしれません」(宮内庁担当記者)

これでは秋篠宮家への批判をかわすために、殿下が慌てて「特別扱いされていない」ポーズを取っているようではありませんか。
本当に悪意に満ちた記事ですね。

 宮内庁は秋篠宮家の移動時に交通規制を行なっていない理由について、「長年にわたる数多くのお成りの積み重ねの中で、国民生活への影響を考慮するなど様々な工夫が凝らされてできあがったものであり、問題点も特にないものと考えているからです」(総務課報道室)と説明した。

そうです。各宮家並べて移動の際には交通規制は行われていません。
それをあたかも秋篠宮家の移動に対して交通規制を行わない言い訳と思わせるように誘導する。
ぜんたい通して秋篠宮殿下妃殿下を貶める悪意のある記事のように思われます。

3月8~14日のご予定

2021-03-08 08:36:35 | ご予定
宮内庁は3月8~14日の予定を発表した。
天皇、皇后両陛下、愛子さま
3/11(木)
〇両陛下 国立劇場(東日本大震災10周年追悼式)

高円宮家
3/10(水)
〇久子さま 宮邸(赴任カナダ国カルガリー総領事と面会)
3/12(金)
△久子さま 紀尾井カンファレンス(日本再生医療学会20周年記念式典)

〇△は私の独断と偏見によって付けたもの。
ご予定になくても、週末に御動向として実際の行動が発表されるものもあります。例えば、天皇の通常業務(御璽の捺印)など。
が、殆どご予定と大差ありません。
なんだかヒマそうじゃないですか。あらかじめ下調べの時間をとるとしても、です。
これで、「公務の担い手が少なくなるから女性宮家を皇女制度を」と言う言い分は通らないでしょう。
△は皇族の人数が少なくて手が回らなければビデオメッセージでも事たれると判断する公務です。

そういえば、「公務の担い手確保」のために提案された皇女制度は鳴りを潜めましたね。あまり公務の担い手不足を言い立てると宮家や降嫁された姫君の生活の糧やお小遣いになっているであろう「総裁職」あたりに国民の眼が向いてしまうからかもしれません。
昨今政府が皇族の減少を論議の対象にする際に言うのは「安定した皇位継承のために」だけになっています。