憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

3月1~7日の御予定

2021-03-01 21:16:22 | ご予定
宮内庁は3月1~7日の予定を発表した。 
天皇、皇后両陛下、愛子さま
3/1(月)
〇天皇陛下 皇居・宮中三殿(旬祭)
〇天皇陛下 赤坂御所(復興庁事務次官、内閣府事務次官から説明)

皇嗣家(秋篠宮ご一家)
3/1(月)
〇秋篠宮ご夫妻 宮邸(日本学術振興会理事長説明〈オンライン〉)
3/2(火)
〇紀子さま 宮邸(「第72回結核予防全国大会」出席〈オンライン〉)

高円宮家
3/3(水)
△久子さま みなとみらいギャラリー(「にっぽん―大使たちの視線2020」写真展オープニングセレモニー)←写真展の名誉総裁は高円宮妃久子殿下 
3/6(土)~7(日)
△久子さま 京都府(第14回国際連合犯罪防止刑事司法会議〈京都コングレス〉
〇△は私の独断と偏見によるものです。
写真展、フォーラムの応援は、わざわざ顔を出さなくても応援メッセージをパンフレットに載せるだけでも事足りる場合もあります。
皇族の数が足りなければ、パンフレット等への応援メッセージと顔写真の掲載で対応できるのではないでしょうか。
勿論お車代等の謝礼は顔を出すよりぐっと少なくなるでしょうが。

旧皇族の皇籍復帰は「無い」?

2021-03-01 19:49:37 | 皇位継承
旧宮家の皇籍復帰意向確認「現時点で考えず」 加藤官房長官
産経新聞 2021.2.26 
加藤勝信官房長官は26日の衆院予算委員会分科会で、安定的な皇位継承の在り方をめぐり、皇籍復帰に関する旧宮家への意向確認について「現時点で考えていない」と述べた。同時に「男系継承が古来例外なく維持されてきた重みを踏まえながら慎重かつ丁寧に行う必要がある」とも語った。
 譲位を一代限りとした平成29年成立の譲位特例法の付帯決議では、一連の代替わりの儀式終了後、政府に速やかな皇位継承の在り方の検討と国会への報告を求めている。
 加藤氏は政府の対応について「静かな環境で検討が行われるよう付帯決議に基づき、適切な検討の在り方を現在考えている。まだ検討段階であり、具体的なことを申しあげるのは差し控えたい」と説明した。

政府の方針は安倍政権時代から変わっていなさそうですが。
「現時点では」は、「あの時とは事情が変わった」とひっくり返る可能性があり、「重みを踏まえながら」は、「踏まえた上でこうなりました。」となる可能性がある言い回しですね。
識者と言われる方々は女系天皇は本来の天皇ではないことをもっと広く知らしめたほうが良いと思います。

甥のために中継ぎとして即位した元正天皇。
皇后や皇太子妃を経て 即位した女性天皇の例はあったが、初めて独身のまま女性天皇となったかたです。
それにしても何の資料も無いままに描く画家の力量には感心しますが、
どう見ても男にしか?

よく見れば、明治美人の典型といわれる昭憲皇太后にちょっと似ていますね。
昭憲皇太后の御顔を野生が残る古代人に近づけると上の元正天皇像になるかも?元正天皇像がだんだん美人に見えてきました。




令和の皇室が抱える危機とは2

2021-03-01 19:04:03 | 皇室


令和の皇室は二つの存続の危機を抱えている。
皇位継承者の減少
皇室の権威の失墜

皇室が権威を失えば皇室の存在意義も薄れるでしょう。
勿論、天皇は憲法第一条で規定された存在ですから、憲法を変えない限り皇室が無くなるということはないでしょうが。

はからずも陛下が御会見で引用された正親町天皇の時代にフランシスコ・ザビエルの後任として来日した布教責任者のコスメ・デ・トーレスは1570年(元亀元年)、日本の権権分離について本国へこのように報告している。
「日本の世俗国家は、ふたつの権威、すなわちふたりの貴人首長によって分かたれている。ひとりは栄誉の授与にあたり、他は権威・行政・司法に関与する。どちらの貴人も〈みやこ〉に住んでいる。栄誉に関わる貴人は〈おう〉と呼ばれ、その職は世襲である。民びとは彼を偶像のひとつとしてあがめ、崇拝の対象としている。」
コスメ・デ・トーレスの理解はほぼ正しいと言えるでしょう。日本的な権権分離は持統天皇の時代から今日まで続いて来た。

正親町天皇は民びととの距離感を何とかしたいなどと考えたこともないでしょうし、民びとも天皇が「高い存在」であることに不満を持ったことなどない。
古代以来今日まで民びとの殆どは天皇が自分達とかけ離れた「高い存在」であることに満足して来たのではないだろうか。
それが、どういう考えのもとなのか、平成になるといきなり天皇のほうから腰をかがめて国民にすり寄って来た。
それをマスコミは「平成流」と名付けて賞賛し、始めた上皇上皇后も「私達が歴史を変えた。」と自負されているようなのですが、果して「平成流」はそれほど賞賛されることだったのでしょうか。
皇室が平成に入ってから見る見る平民化庶民化し、令和の天皇がすっかりマイホーム化したのも「平成流」の一環なのでしょうか。

平成、令和、これほど国民との距離感を気にした天皇はいなかったでしょう。

両陛下は、感染拡大の影響で国民と触れ合う機会が限られるなか、 
2020年11月18日 NHK
皇室にとって、国民と接し、寄り添う姿勢を示す機会が失われた。
2021年2月23日 朝日デジタル
国民と触れ合えない中、陛下が皇后雅子さまと共に始められたのがオンライン公務だ。 
2021年02月23日 Jcast

陛下は何故そんなに国民と触れあいたいのでしょうか?
何故そんなに国民に心を寄せている姿を見せたいのでしょうか?
もしかして陛下御自身が国民と触れあうことで安心したいのでしょうか?