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忘れないように記録する

飢餓海峡の舞台のひとつ大湊にも寄った

2010-09-12 14:52:58 | インポート
 仏ヶ浦に行く途中に大湊がある。
 杉戸八重と知り合った主人公は森林軌道とバスを乗り継いで大湊へ向かう。
 大湊で別れた主人公と八重は、飲食店で再び出会う。
 この出会いが主人公の人生を破滅させる。
 大湊駅は本州最北端の駅である。

 ここで線路が切れる。

 小路に入ると飲食店が多いように思われた。

 この小川の先は海である。
 カルガモの親子が群れをなしていた。
 心を和ませる場面であった。

 親鳥が方向転換すると、雛は一斉に向きを変えた。



若い頃読んだ飢餓海峡の舞台のひとつ仏ヶ浦に行ってみた

2010-09-12 12:00:03 | インポート
水上勉の飢餓海峡を若い頃読んだ、その時から、
何時かは、行きたいと思っていた、仏ヶ浦に、9月10日行った。
 昭和22年9月20日、台風で青函連絡船層雲丸(洞爺丸台風)が沈んだ。
 ここから物語が始まる。
 層雲丸の遭難者の救助のどさくさに紛れ、木島、沼田、犬飼の3人が北海道から小船に乗り込み下北半島に向かう。
 着いたところは仏ヶ浦で犬飼、1人が上陸した。
 犬飼は500m大間側の木こり通る道を上ったちょっとした平地に
船を壊して運び、ここで船を燃やし、釘を拾い、船を燃やした証拠を残さないようにする。




 仏ヶ浦から見た北海道である。

 現在はこの階段を30分くらい登ると駐車場に着くそうだ。
 犬飼が登ったのはこの道ではなかった。 

 この小説の舞台を見ることができ、小説がよりいっそう味わい深いものになった。