横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子どもにも「ケアマネ」があるといいのかな~

2020-02-09 23:23:54 | 発達や学習が心配
2月になりました!

(・・・といってもかなりたってしまいました・・・・)

今日は、教室に入るいろいろなスタッフについて。

小学校だと、担任の先生が一人で授業を進めることが多いです。

中には、TTと言ってティームティーチングで複数の先生が入ることもあります。

(支援級だとけっこうあります!)

そして、大学生や、支援員さんが入ることも。

そして、最近では、「保育所等訪問支援」で、民間の専門員が教室に入ることもあるようです。

まさに「開かれた学校」!

教員として働いていたときは、学生ボランティアさんや支援員さん、

そしてカウンセラーさんや地域の方、療育センターの方、といろいろな方の力を借りていました。

教員以外の方からの多面的な見方や、知識、「技」を教えていただき、

本当に助けていただき、自分も成長させてもらったと思います。

それに対してこの頃は、「学校から依頼した方・機関」ではなく、

「保護者」の依頼で入ってくる方もいる、ということなんだと思います。

事前に打ち合わせもし、教室に入るときの配慮もあるようです。

ただ、「事業所」「業者」が教室に入ることや、関わりをもつことについて

教員としては、どんな気持ちになるのかな・・・・と思います。

もしかしたら、自分は力不足なのではないか

保護者から信頼されていないのではないか

また、英語学習やプログラム学習など新しい分野にも取り組まなくてはならないなかで

「打ち合わせ」の時間をつくることや「すり合わせ」のためのエネルギーを保つことに

抵抗があるかもしれません。

実際、カンファレンスのためにいろいろな事業所や医療など忙しい方たちと

時間をすり合わせるだけでもけっこう大変なのかな~と想像します。

そうはいっても保護者にとってみれば、

本当に「あちこち」に相談に行って、みんな違う方針で子ども関わってもらうことで

子どもに「一貫した」方針が立たなかったり、毎年変わる担任によって方針が違ったり

・・・といったことに戸惑いを感じ、そのたびに「お願い」を繰り返す、という

大変さがあることも、ときいたこともあります。

「どこかで方向をまとめてくれないかな」というのも本音のところかな

と感じます。

個人情報を扱うことや守秘義務があること、

そして子どもの育ちを継続してみていく必要があること

を考えると行政が中心になって「ケアマネ」さんのようにうまくマネジメントしてくれると

よいのかな、と考えるこの頃です。

そのときには、お子さんのために「だれが、いつ、どんなことをどのようにする」という

役割分担がはっきりしていると「協力体制」が立ちやすいと思います。

もちろん、保護者も支援のための話し合いに入って・・・。

周りの大人がすべてを決めてしまうのではなくて

本人の気持ちも大事ですよね。

2020年になって1か月。4月からは、教科書も新しくなりますが、

学校も大きく変わっていくような予感がします。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)



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