横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

45分間がつらい・・・

2019-11-08 21:43:17 | 発達や学習が心配



これは、開港記念館のライトアップ。「バック トゥー ザ フューチャー」みたい♡



先日横浜港の「象の鼻パーク」のライトアップに行ってきました。


足で電動自転車をこぐとライトがつくツリー。


子どもが作ったライト。たくさんあって、きれいです!


ライトアップの少し前に新しくできた「ハンマーヘッド」に行ってみました。

おしゃれなレストランや雑貨屋さんがたくさん・・・。

横浜は日々魅力的に変わっていっています。

IYOKOHAMA!

たまたまダイヤモンドプリンセス号の出航の時間でした。


大きすぎて画面からはみ出してます(笑)まるでマンションみたい。ロンドン行きだそうです。


・・・・いけない!ここからが本題です。

教員をしていたとき、45分をどう使うか常に考えていました。

国語だと、本時のねらいというのがあって、「読む」「書く」「聞く・話す」「知識・理解」のどれを

メインにするか考えて流れを作りました。

どの子も「参加」できて、充実した時間になるように・・・。

ずっと「聞く」だとけっこう疲れる。

ずっと「書く」だと書くことに苦手感がある子はつらい・・・。

ずっと「話し合い」だと自分の意見を出しにくかったり、とっさに反応しにくい子はつらい・・・。

でもあまり「細切れ」すぎると、「深まり」がなくなってしまう・・・。

「個別課題」にしすぎると「集団」の意義が薄まってしまう・・・。

なかなか難しいところです。

授業中離席したり、関係ない話をしたり(いわゆるおしゃべり)、ノートにイラストを描いていたり

からだがずっと揺れていたり

という子どもたちがいます。

45分ずっと「苦手」が続くと「がまん」の範囲を超えてしまうのですね。

叱られることも多いと思います。

でも、だぶん、叱られても「直り」ません。

一斉授業の中でも「その子にあったレベル・関心」のある部分をつくることが

「参加」になるのかな、と思います。

教室には、日本語が分からない子どももいました。

同じ教材で「別課題」を用意しました。

一緒に学習する場面もつくります。

(たとえば、漢字のルビふりをしておいてからみんなで音読するなど)

からだを静止させるのが難しい子には、途中でプリントを配ってもらうなど。

毎回一緒の場面と個別の場面をつくればクラスみんなも「そんなものなんだ」と

違和感をもたないような気がしました。

作文の時間は、最も苦手が多くでるので、「心配な子は前においで」と机をいくつか用意して

そばに座ってもらいました。

自分から前に来た子は「メリット」があるように支援します。

前に来なかった子も順番に書けた部分をみるようにしました。

書き方が分かった子は自然に自席に戻ります。

作文の時間に「書き終わる」ことの少なかった子もこれで、完成まで進み、

友達と作文の交換をして、ほめてもらってうれしそうな笑顔を見せていました!

予め「苦手」が多くでそうな場面は「前もって」個別対応を考えておく・・・

なかなか難しいことも多いと思いますが学級の子どもたちが

「(別々の場面があることが)普通だよ~」と感じられるようになると

「先生、手伝って。」が出やすくなるのでは、と思います。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

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