横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「その子にとっての眼鏡(合理的配慮)」

2016-02-16 16:14:14 | 発達や学習が心配
この1週間、目まぐるしく気候が変化し、

からだがついていくのが大変!

みなさま、お元気でいらっしゃいますか?

今日は、4月から法律が施行される

「合理的配慮」について。

以前「あの子だけずるい」がないように

で、配慮は「眼鏡」のようなもの、と

(確か・・・)書いた記憶があります。

このところ何回か「講習会」に参加し、

改めてこの思いを強くしました。




ただ、一人の子どもの支援をめぐって、「こうできると

よいね」と思っても、費用や人材、時間、場所など

現実的な問題がなかなか「超えていけない」状態も

あると思います。



ネット通販で見つけました。一行下敷きと拡大鏡を合体させたような道具。
耐久性もあります。大き目のペンケースに入るかな・・・。

講演会で心に残ったのは、「子どもが自立して

学習する機会をもてるようにする」


ということ。

「世界仰天ニュース」でも採り上げられていましたが、

文字を読みにくい子どもたちは、本当に日々困って

いると思います。

だれかが「読み上げてくれたり」また自分で機器を操作して

読み上げたものを「聞いて」理解できたら、

「読めなくてもやもやしていた頭の中が」

「すっきり」とすると思います。いつもだれかが

助けてくれるわけではないので、自分で操作できる

機器(ICT)の活用が有効であることもある。

子どもは新しい機器もどんどん自分で操作して

しまいますものね。

教室では、「文字」が読めない・書けないとき、(今までは)

まず「知的」な影響を考えることが多かったように

思います。でも、実際、「視覚的」な原因がありそうな子どもが

いる。(思ったよりたくさん!)

そんな子どもたちに学習の機会(こっちですね!)

をもてるようにするのなら、家でも「一人で学習できる機器」

の配備の保障が必要ですね。

講習会で例示された機器は、「あるといいなあ」と

思うものばかり。

自分の声でノートテイクができてしまう機器。

自分の頭に浮かんだ構想をつないでマッピング

していくソフト。

スクリーンにでてきた文字を音声化するソフト。

みんな「その子にとっての眼鏡」。

今まで何回も「よく見えないまま漢字を書いてきた」

苦痛や能率の悪さから解放される・・・。

あと数年したら、「こんなのあたりまえだよ」と

ipadをランドセルに入れて通学する日がくるのかも。

この方面の学習をしていきたい、と(思う)私でした。




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