横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「期待された答え」を書く。

2020-12-10 15:39:42 | 発達や学習が心配
一気に寒くなりました。

やっぱり、12月ですね。

横浜みなとみらい地区の🎄イルミネーション。




電飾で花畑です。

暗くなるのが早いので、「あったかいもの」が目に入るとうれしいです!

今日は、「期待された答え」を書くことについて。

小学校の家庭科や音楽、図工など技能教科では、

授業の参加の様子の観察とともに、プリントでまとめを書かせて

それを評価に入れることがあります。

「この学習を通してがんばったことを書きましょう。」

~~~う~ん。普通にやっていたから、「ない。」または、

無答。

先生としては、「友達と協力して準備をした」とか

「野菜の栄養について考えて、家でも野菜を食べるようにした」とか

「学校で学習したサラダづくりを家でも家族の誕生日にして

喜ばれた」などを期待していると思います。

また、2年生の九九の学習の最後の方で問題作りをするとき、

〇 「えんぴつ・友だち・ 4×6

をつかって かけざんのもんだいをつくりましょう。」

とあったら、

「友だちにえんぴつを4本ずつくばります。

友だちは、6人います。

えんぴつは、ぜんぶでなん本いりますか。」

のような答えを期待されると思います。

それを、

「えんぴつで友だちの絵をかきました。

4人かいて、また6人かきました。」

なんて「作文」としてとらえたり・・・。

先生の「期待」に応えるには、「先生はどんなことを求めているのか」を

理解しないとどうしてよいか分からなかったり、

「自分なりの答え」になって、点数をもらえなかったり・・・。

どうして丸にならないかも

こんな子どもはプリントやテストだけでなく、

授業中でもがいっぱいかもしれません。

授業中は友だちの動きや反応を見てまねをしてなんとかなっているとしても

プリントやテストは「一人」でする作業なので

困り感がはっきりしてくるところです。

5・6年生や中学生になると、「振り返り」が評価の重要なポイントになるので、

ときどき、真面目なのに、評価があがりにくい子どもだちと

「振り返り」の書き方の練習をしています。

ちょっと先生に「アピール」するには、自分のがんばりを「謙虚に」ではなく、

「はっきりと具体的に書く」ことが大切だと伝えると、

「そーーーだったんだ」と納得。

どういうことばを使って自分を表現するかも「練習」が必要です。

これって、きっと「将来」役に立ちますよね!



ランドマークの中にあるレゴで作ったオブジェ。

動きを出すのって難しいと思いますが、作った方のスキル、すばらしい!



横浜美術館のライトアップ。

横浜でも大好きなスポットです。

大人っぽくてすてき!

自分の中から自分のがんばりや良さを見つけ、相手に伝えるって

トレーニングしないとなかなか難しいですね。



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コメント
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