横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

保護者の話の中にヒントがたくさん・・・

2015-01-19 14:00:52 | 発達や学習が心配
先週末はあられも急に降ったり、と寒かったのですが、
今日は一転していいお天気!

今日は、保護者の話の中に「支援のヒント」を見つける
話です。

教員をしていたときも、塾を開業してからも、「面談」

のときや、廊下の立ち話などから大切な「支援」の

ヒントをいただいたことがたくさんあります。

育ってきた中でのいろいろなエピソード。

発達の様子、友達とのかかわり、からだのこと、

園や学校でのようす、家庭での兄弟姉妹との関係

習い事・・・・・・。

保護者との関係が近づくといろいろな話をしてくださいます。

学校ではわりと限られた時間なので、「深まる」まで

いかないこともあります。でも、別の日に話を伺う機会を

もって、お互い気持ちや時間に「ゆとり」があると、

その時間がものすごく「深く」なることがあります。


(つなぎことばの学習プリント)
お話を「時系列」や「項目別」に整理していくと、

「どんなときに」「どのような」行動・反応が起きているか、

「パターン」のようなものがつかめることがあります。

また、その「パターン」が予想できたときは、改めて

教室や家庭でお子さんの観察をし、確かめることが

できます。

保護者と支援者(園や学校だと先生かな)がここで

共通の「認識」をもてると、では、「園(学校)では

~してみます」「家庭では、~してみます」のように

支援が具体化してきます。

支援や環境の調整ができてくると、子どもも「すっきり」。

急に変化することもあれば、ゆっくりのこともあるかも

しれませんが、以前の「困難さ」が少しずつ「らく」に

向かうのでは、とこのごろ考えています。

「協力して」はよいことばですが、具体的に

「どんな場面で」「だれが」「どのように」するかを

決めておかないとことばだけが「流れて」いってしまうのでは

と危惧します。

赤い字でかいた部分、図や箇条書きなどにして

「視覚化」するとなおよいと思います。

子ども本人にも周りの支援者たちがどうしたいのか

「説明」しやすくなります。

保護者の困り感・子ども本人の困り感を考えて

支援に対する気持ちを前向きに明るくしていきたいですね。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついている部分をクリックしてください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする