横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

漢字の覚え方いろいろ

2015-01-07 17:54:47 | 発達や学習が心配
1月とは思えない風でした!
今日はおりたたみ傘1本、壊れてしまいました・・・
明日から学校も始まります。
朝起きられるかな・・・とちょっと心配な子どももいるかな?

今日は、「漢字の覚え方いろいろ」

漢字の宿題はきちんとやっているのに、テストになると点が
取れない、という子どもで、

「変化」を「辺加」と書いてしまうような「同音異義語?」に
なってしまうという子どももいるようです。頭の中の辞書に
「へん=辺」「か=加」とインプットされていて、そこから
組み合わせ「へん+か」=「辺+加」となる・・・。
文章の中での意味をとらえて書いているわけではないので
作文でもたくさんこんな単語が出てきます。
4年生ぐらいから漢字も複雑になり、画数も増え、「形」自体を覚える
ことが難しい子どももいます。



このイラストカードは、

このような感じでイラストと漢字がマッチング(イメージを介して)
するようになっています。
裏面には、書き順や音、訓が書かれています。

漢字ノートで「例文」を作るタイプのものがあり、
これがけっこう「苦」になっている子どももいますが、
「イメージ」から「入る」子どもはこんなカード
もよいかもしれません。

「例文」から意味を理解したり、漢字を覚えるタイプの子ども
もいます。

「変化」は、「赤か青に変化する、っていうときの変化」のよ
うに口で音声化しながら覚えている子もいます。

また、知っている漢字の部品をくっつけて覚える子どももい
ます。
変化の「化」は、「片仮名のイとヒ(はねる)」のように。
自分なりのイメージを言語化しているのですね。

・・・その子にあった方法で覚えられればいいのですが、
「どんな
方法がその子に合うのか」はいろいろ試してみないと分からな

こともあります。(イメージとして、書き順として、手の感覚
で・・・
なども知能検査の結果から予想できることがあります。
ただ、「やってみないと」分からないことも多いです。)

これからは、IT機器を使った漢字学習もますます増えてく
ると思います。
実際、大きな画面で書き順を見ることで、漢字の画数や書き
順がはっきり「理解」できる子どもも結構いるのではと思っ
ています。



自分なりの方法が見つかるとラッキーですね。
でも、漢字学習で思うのは、「読めない字は書けない」と
いうこと。
まずは、「読み」を確実にしてからでしょうか。

あとは、1日にたくさん詰め込みすぎないこと・・・(反省!


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コメント
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