横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

関連づけて覚える

2015-01-13 20:25:59 | 発達や学習が心配
成人の日、晴れ着の華やぐ姿をたくさん見かけました。
このブログを読んでくださっている方のお子さんは、
何年後でしょうか?

今日は、「関連づけて覚える」です。



5年生の社会の教科書です。グラフがでてきます。



理科の教科書です。ここにもグラフが。



国語の教科書です。なんとここにもグラフが。

グラフの「表題」から何を表したものか、

縦軸、横軸の目盛の単位

変加の様子

を読み取ること。

そして、読み取った結果から分かること。

それに対する自分の「考え」や「今後の予想」。

どの教科でも必要な力です。

グラフのこんな見方が分からないとどの教科でも

「つまづき」やすいです。逆に「見方」がある程度

理解できれば、どの教科にも応用できます。

グラフを縦軸と横軸を伸ばしてぶつかる「点」を見るときに

数値がずれてしまう場合もあります。

15cmぐらいの定規を用意して「線」をなぞっていくと

ずれることが少なくなります。

よくテストでは、「どんなふうに変化しましたか?」という問いが

あります。「どのように変化」が

「増えた」のか「減ったのか」「変わらないのか」ということが

暗黙の了解になっていることに気づかず、どう答えてよいのか分からないで

空欄になってしまっていることもよくあります。



3年生ぐらいからこの「グラフ」いろいろな場面で出てきます。

算数の時間に学習してから他の教科で使うことが多いと思います。

教科ごとにグラフを理解するのではなく「グラフの見方」の「こつ」

をつかんで応用していく、というように、関連づけておぼえていけると

より確かなものになっていくように思います。テスト直しなども、

「グラフ」だけをまとめて4教科やってみると、「なるほど!」と

「つながった」子どももいました。

社会の授業で、「先生、これ、このあいだ算数で勉強したことと同じだね。」と

言った子どもがいました。自分の中で「知識」や「方略」がつながって関連づけられた

ようです。覚えることも少なくてすみます。

シンプルな入力になると楽になる子どもがたくさんいるような気が

します。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする