横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「ソーシャル・スキル・トレーニング」って・・・

2014-12-19 22:50:09 | 発達や学習が心配
寒くなってきましたね。

今年もあと3週間。あっという間です。

幼稚園は、今週から冬休みに入るところもあるようです。



輪ゴムと二つつける手順書を作ってみました。

意外とできない子がいます!

でも、今日は「SST]

ソーシャル・スキル・トレーニングの話です。

学校の授業でも取り組んでいました。

「子ども達がすごくのるんです!

始めに「今日の目標」(仲間に入れての言い方を練習しよう)

があって、

次に「寸劇」

わざと小さな声で「仲間に入れて」を言ってみます。

すると、子どもたちから

「もっと大きい声がいいよ」

と反応。

続いて「そっぽを向いて」「仲間に入れて」。

今度は、「入れてほしい人を見たらいいよ」

そして、「こわい顔で」「仲間に入れて」

「笑顔がいいんじゃない」。



これが今日の大切な3ポイント!

この3ポイントをもとに子ども対先生、子ども対子どもで

練習してみます。

役割を交代します。

やってみてどんな気持ちになったか、

気づいたことは何か

紙に書いたり、発表したり・・・。

「劇」の形にすると、すんなり参加できるようです。

もちろん、無理はさせません。


「みんな仲良くしなくちゃね」というより、

実際に声を出して、「練習」した方が子どもが

「体験」として分かる・・・・そんなふうに実感しました。

もちろん、すぐにできる子と時間がかかる子がいます。

時間がかかっても、「自然に子どもどうしの付き合いの中で

学びにくい」子どもには、「こういう手もあるよ」と

示して、「練習」した方がスムーズにできることもあります。

「ソーシャル・スキル・トレーニング」は、子どもを型にはめるのでは、

という意見もあるようです。「型」には、はめませんが、

「実例」なしでは分かりにくい子ども達にとって「目に見えて」分かりやすい

方法であると私は思います。


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お子さんを支援している方の「支援」も行っています。

ご一緒に真剣に「支援法」を考えます。ご連絡ください。
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