「運河の会」東京歌会 2014年7月13日 於)早稲田奉仕園セミナーハウス
1、短歌の素材:
「紫の紫陽花の上を吹く風」「半世紀へて再会した友」「雷鳴の轟く道を歩む」
「未完成の高層ビルの威圧感」「雷雨激しい夜の感慨」「茜色に染まる夏至過ぎの天空の雲」
「黒い衣装で伝説を語る人」「小雨降る庭の情景」「いにしえの高麗王の墓のはかなさ」
「クラス会で歌う校歌」「群生の熊谷草と鳥兜」
2、主な論点:
「リズムが細か過ぎるのではないか」「言葉がこなれていないのではないか」「助詞の工夫」
「語順に気を配っているか」「言葉が煩雑ではないか」「助動詞の用法は的確か」
「結句が浮いてはいないか」「作者の場所を明示したほうがいいのではないか」
「HOW を表現せよ」「言葉が細か過ぎるのではないか」「言葉が古くはないか」
「自動詞と他動詞との使い分けは的確か」「日記的ではないか」「助詞は的確か」
3、会の運営:
・一首について数人が意見を述べる。
・佐瀬本雄代表が講評する。
・8月も同じ会場で歌会を行う。
・「運河の会」30周年記念合同歌集への、出詠の案内をした。
・代表が出席するようになって、会員は張り切っている。
・歌会終了後に懇親会を行った。
・僕個人の問題としては、「詩人の聲」で発表する、50首詠を完成させた。