岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」東京歌会:2014年7月

2014年07月14日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会」東京歌会 2014年7月13日 於)早稲田奉仕園セミナーハウス

1、短歌の素材:

「紫の紫陽花の上を吹く風」「半世紀へて再会した友」「雷鳴の轟く道を歩む」

「未完成の高層ビルの威圧感」「雷雨激しい夜の感慨」「茜色に染まる夏至過ぎの天空の雲」

「黒い衣装で伝説を語る人」「小雨降る庭の情景」「いにしえの高麗王の墓のはかなさ」

「クラス会で歌う校歌」「群生の熊谷草と鳥兜」


2、主な論点:

「リズムが細か過ぎるのではないか」「言葉がこなれていないのではないか」「助詞の工夫」

「語順に気を配っているか」「言葉が煩雑ではないか」「助動詞の用法は的確か」

「結句が浮いてはいないか」「作者の場所を明示したほうがいいのではないか」

「HOW を表現せよ」「言葉が細か過ぎるのではないか」「言葉が古くはないか」

「自動詞と他動詞との使い分けは的確か」「日記的ではないか」「助詞は的確か」


3、会の運営:

・一首について数人が意見を述べる。

・佐瀬本雄代表が講評する。

・8月も同じ会場で歌会を行う。

・「運河の会」30周年記念合同歌集への、出詠の案内をした。

・代表が出席するようになって、会員は張り切っている。

・歌会終了後に懇親会を行った。

・僕個人の問題としては、「詩人の聲」で発表する、50首詠を完成させた。


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