岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

かまくら歌会:2022年7月

2022年07月12日 03時58分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
かまくら歌会:2022年7月8日 @生涯学習センター

 この歌会は毎月第一金曜だが今回は会場の予約の関係で、第二金曜に変更した。出詠歌13首、出席10人。

僕の批評。

「リフレインが効いているが結句の止め方に工夫が必要」「実感のある作品」
「詩情がある」「着眼点は良いが下の句に工夫が必要」「結句に工夫が必要」
「大袈裟に言い過ぎではないか」「初句が捨象できる語句」
「場面が浮かばない」「実感がある」「意味が通らない」「擬人法のわざとらしさ」。

 最近気になることがある。「星座α」の尾崎主筆を師と仰ぐ集団なのに、佐藤佐太郎や尾崎左永子の言葉の意味を理解していない人が何人かいる。

「短歌はなんでもありだ」「『星座α』では『禁止』されているが、どんどん新しい試みをすればよい」僕が佐藤佐太郎や尾崎左永子の言葉を紹介すると失笑する人さえいる。尾崎左永子主筆が歌会に出席しているときは、絶対に出てこなかった態度や言葉。


 率直の言えば、そういう人には歌論がなく、尾崎左永子主筆の前では「背面服従」だったのか。僕は疑問点があれば、尾崎左永子主筆に直接聞いたり、手紙をかいたりしていた。

 星座αでは「禁止」などはしていない、表現上の「俗にならず」「軽くならず」を目指しているだけだ。

 次回は9月2日の予定。

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