・年を経て相逢ふことのもしあらば語る言葉も美しからん「さるびあ街」所収。 離婚した相手を想定した作品。「NHK歌壇」で作者は「あの頃は甘かったのよ」と発言していたが、正直な発言と思う。 離婚は悲しい、苦しい、精神的打撃を受ける。作者は、学生結婚に失敗したが、相当に悩み、苦しんだはずだ。 そういう「離別」を、このように美しく詠えたらと思う。 尾崎左永子の代表作のひとつだ。 . . . 本文を読む
アクセス状況
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 376 | PV | |
訪問者 | 213 | IP | |
トータル | |||
閲覧 | 5,707,629 | PV | |
訪問者 | 1,571,289 | IP |
プロフィール
バックナンバー
メッセージ
カレンダー
カテゴリー
- 茂吉:佐太郎総論(20)
- 書評(文学)(54)
- 書評(政治経済、歴史、自然科学)(37)
- 斎藤茂吉の短歌を読む(130)
- 佐藤佐太郎の短歌を読む(130)
- 尾崎左永子(長澤一作・川島喜代詩)の短歌を読む(94)
- 作品批評:茂吉と佐太郎の歌論に学んで(68)
- 霧が丘短歌会(105)
- 岩田亨の作品紹介(196)
- 国語教育の現場から(3)
- 外国語教育の現場から(3)
- 日本語をめぐって(7)
- 新カナ・旧カナ(3)
- 口語と文語をめぐって(5)
- 私の短歌論(31)
- 写生論の多様性(17)
- 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)(220)
- 私が選んだ近現代の短歌(73)
- 短歌の周辺(137)
- 多摩高20期同窓会(6)
- 紀行文・エッセイ(55)
- 短歌史の考察(23)
- 大学の学問と僕の文芸(4)
- 総合誌・雑誌の記事や特集から(47)
- 作歌日誌(111)
- 作家論・小論(17)
- 政治経済論・メモ(202)
- 歴史論・資料(89)