オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

何でもかんでも地球温暖化のせい。

2008年04月27日 | Weblog

自宅付近を散歩していると、いろいろな話が聞ける。

 地球温暖化の話がある。農家のおじちゃん達に聞くと、ここ数十年で気温が上がったのは間違いないという。少なくとも年間の最低温度は上がっている事は間違いないと言う。作物の生育にも微妙に影響を与え、山野の植生にも影響が出ているし、第一、以前は毎年のようにこの付近にも雪が積もっていたが、この頃では異常気象でもない限り雪が降る事はない。作物が霜にやられる事も多かったが、この頃はその心配が要らなくなったし、種まきや田植えの時期も確実に2週間くらいは早くなっていると言う。

確かに地球が温暖化していることは間違いないようである。

 関東のこの地でもバナナが露地で育っている。昔は冬の間に寒さで枯れてしまって、翌年残された根っこから芽が出て葉が出て夏ごろには背丈も大きくなって大きな葉っぱをつけるが、冬にはまた寒さで枯れてしまうと言うサイクルを繰り返していたが、この頃は葉っぱが青いままで枯れずに冬を越す事ができ、しかも花が咲いて実までつけている。さすがに食べれるほどには育たないが、一応小さいながらバナナの形をしている。実をつけるようになったのはここ数年のことだという。当然バナナを作物として育てているわけではない。観賞用に育てていたものが立派に育っている。

水は熱しにくくて冷めにくい。

 鉄は熱しやすくて冷めやすい。鉄に熱をためることはできないが、水に熱をためておくことは可能であり、湯たんぽとして利用されている。水1gを1度上げるエネルギーは1カロリーである。簡単にするために人間の身体が全て水で満たされたとして、60Kgの人の体温を36度に保つエネルギーは2160Kカロリーで、約1日分の人間の摂取カロリーに匹敵する。それでは地球の海水温が1度上昇したらどういうことになるか?たった1度くらい大したことはないし影響ないと思うだろうが、海水の量は膨大で蓄えられるエネルギーも膨大なもので、自然の法則として蓄えられたエネルギーは放出しなければならない。その方法が赤道付近で上昇気流となって台風やハリケーンやサイクロンとして発生し各地を襲っている。全く関係ないわけではないのである。

気になることは、地球温暖化の原因である。

 世界中で盛んに言われているのが、人類が出す二酸化炭素の増大が原因だと言う説である。しかし、本当にそうなのかはハッキリしないと言うのが真相ではないかと私は思っている。原因はいろいろあると思うが、全てが二酸化炭素のせいだと言うのは短絡的に過ぎる。そして、二酸化炭素を減らせば地球温暖化が食い止められると決めつけて、二酸化炭素を出さないようにと地球上の人類に呼びかけている。日本国内でも国を挙げて地球温暖化防止のため二酸化炭素削減に躍起になっているし、その思いを日本国民一人ひとりに訴えかけている。国策として二酸化炭素を削減する対策を案出して事業化することは可能であろう。そのほうが画期的な成果を得る事ができる。何故国民一人ひとりの責任にして国民一人ひとりに負担を強いるのかよく解らない。具体性のない精神論の臭いがする。

もし、二酸化炭素が地球温暖化の原因だとしても、

 諸悪の根源は天然資源の無駄使いである。無駄使いをなくせばいい。その無駄使いを国民一人ひとりの生活の中の自発的な行為に求めるのでなく、無駄使いとなっている部分に効果的な対策を講じればいいと思う。その対策によって結果的には国民に負担をかけることとなろうが、その必要性と価値をしっかりと説明し納得させることが重要になる。そして、もっと重要な事はその対策の成果を検証する事であり、どのように検証してゆくかを明確にすることである。今のままではたぶん成果の検証は難しいだろうし、何をもって成果があったかを判断するのは難しい。国民に訴えてはいるが、果たして国民がどこまで呼応してくれるかは全く分からないし、国民もどれだけ努力したかが判らない。解らないこと尽くめである。こんな得体の知れないキャンペーンがどういう訳か繰り広げられている。

例えば、本当に二酸化炭素削減をしようとするなら、天然資源エネルギーの供給量を減らせばいい。

 そうすれば、全世界の人々がその少ないエネルギーで何とか節約と工夫をして快適な生活を維持しようと心がけると思う。天然資源エネルギーはふんだんに供給しておいて、使用するのを自粛しましょうというお願いもないと思う。そして節約と工夫をさせようとするなら、もっと大規模な二酸化炭素の発生源を規制しなければならないと思う。もっと言えば、天然資源エネルギーが原因なら、もっと早く二酸化炭素を排出しないエネルギー源を開発すべきであり、そこに力を注ぐべきだと思う。たぶん個人レベルでは高いエネルギーを買わされることとなろうが、本当に危機感を持ってやるならこれくらいの犠牲は当然だと思う。地球温暖化防止のキャンペーンによると、なにしろ地球が将来破滅するかしないかの大問題なのである。

天文学によると地球は徐々に太陽に近づいているそうである。

 太陽に近づいていれば地球が温暖化するのは当然であり、また、太陽の活動の変化で温暖化が進んでいるとも言われているが、これは止めようがない。たぶん、全体としては温暖化に向かっているのだろう。よくよく考えてみると、温暖化の最も根本的な原因は太陽であるようだ。この太陽熱が増大しているのは間違いない。そうであれば、この太陽熱をエネルギーに変換して上手に利用することが一番の解決策だと思える。二酸化炭素も削減できるし、地球温暖化の原因を大本から解決する事ができる。得体の知れない二酸化炭素原因説よりももっと直裁的で解りやすいし、将来の対策も明確である。そして、少しずつでもこの対策を進めていかないと100年後、200年後頃には取り返しのつかないことになるかもしれない。
 

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