2010年12月9日(木) 提供 / JAL
♪ Down The Slopes To The Meadow Harold Budd
12月の、雪深いコロラド山中にある、冬の間だけ閉ざされる、リゾートホテル。そのホテルに、留守番の為に、3人の親子連れがやって来る。間もなく訪れる白い静寂、霊気と孤独が、ホテルを包みこむ。やがて3人の家族は、狂気の世界へと導かれて行く。今は亡き巨匠、スタンリー・キューブリック監督の名作、シャイニングです。この映画の舞台となった、コロラドの、スタンリーホテル、今も映画の根強い人気もあって、なんと、冬の間も営業しているそうです。ところでこの、シャイニングの原作を書いたのは、世界的なベストセラー作家、スティーブン・キングさん。このキングさん、既にこのシャイニングの続編を執筆中であることを、最近、インタビューで明らかにしています。恐怖映画のヒットメーカーとして知られる、このキングさん、シャイニングへの思い入れは、並々ならぬものがあるようです。今回、明らかにしたところでは、シャイニングの続編では、前作で狂気に陥った父親から逃げ延びた、息子のダニーが主人公。ニューヨークにある、末期がんの患者専門の病院に勤めているという設定だそうです。このダニー、死後の世界に生きる、不思議な能力を持っているというのですから、これはもう、出来るだけ早く、映画化して欲しいものです。怖い映画というのは不思議なもので、怖ければ怖いほど、また見たくなるもの。あれだけ怖かった映画、シャイニング、続編が見たくなるのは、当然かもしれません。
♪ Opus 28 Dustin O'halloran
♪ Paul's Dance Penguin Cafe Orchestra
サウンドグラフティ アップル・レコードナンバー No.4
♪ King Of Fun Brute Force
♪ You Never Give Me Your Money The Beatles
♪ Golden Slumbers~Carry That Weight Trash
♪ The Falcon Will Fly Again Brad Mehldau
ソウルの地下鉄、切符を買う時、路線図を見て、こう思うことはありませんか、東京の地下鉄に、何か似ている。それもそのはず、このソウルの地下鉄、日本の地下鉄がモデルになっているからです。そんなソウルの地下鉄にあって、東京には絶対ないものといえば、地下鉄の車内にいる、物売り。ソウルの地下鉄に乗っていて、突然現れる物売りに、驚かれた方も多いことでしょう。この物売り、毎日同じ時期に回って来る人もいれば、雨の日に、傘を売りにやって来る人、寒い日に、手袋を売ってくる人など、様々です。売っている品物の値段は、たいてい、1000ウォンから、2000ウォン。傘や手袋といった実用品や、お菓子、ちょっと考えると、いらないだろうと思える、不思議なアイディア商品まで、色々な物を売りにやって来ます。勿論、これは法律違反、見つかったら、地下鉄の職員から大目玉、3回見つかると、警察に逮捕されるという話も、聞いたことがあります。これもまた、聞いた話ですが、地下鉄の物売りは違法だから、税金は、一切払わなくてよいから、気が楽だという話。たしかに、その通りという気もします。地下鉄に乗っていて、突然、物売りが現れ喋り出すのには、いつも驚かされますが、さらに驚くのは、乗客の皆さんが、よくこれを買っていくこと。ビジネスは、需要と供給のバランスから、と言いますが、ソウルの地下鉄から、物売りの姿が消えることは、当分ないでしょう。
♪ 憩いのひと時(Instrumental) ゴダイゴ