Room☆P

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クリスマス ⑨

2010年12月24日 01時10分54秒 | JET STREAM

 2010年12月23日(木)     提供 / JAL

♪ ラルゴ~合奏協奏曲 OP.第8番「クリスマス」より  PHILHARMONIA VIRTUOSI

♪ F・シューベルト:アヴ・マリア  HARDI SAXOPHONE QUARTET

382pxstille_nacht_jubilaeumskarte 800pxstille_nacht  クリスマスといえば、今でも必ず歌われる歌、きよしこの夜。この歌の誕生には、ちょっと面白い話があります。今から192年前の、1818年、クリスマス・イブの前日といいますから、ちょうど、時間は今頃のこと。オーストリアのザルツブルグの近くにある、オーベルンドルフという村で、事件が起こります。なんと、クリスマスを前に、村の教会のオルガンが、ネズミにかじられ、壊れてしまったのです。小さな村のこと、オルガンを修理できる者などいません。このままでは、大事なミサに、賛美歌が歌えない。困り果てた神父のモールは、親友のグルーバーに、相談を持ち掛けます。何とか明日のミサまでに、オルガンがなくても、皆で歌える歌を作ってもらえないか。そこで、グルーバーは、夜が更けるまで、神父のモールと話し合い、神父の詞に、ギターの伴奏だけで歌える、歌を作り上げます。きよしこの夜が誕生した瞬間でした。しかしながら、この、きよしこの夜、翌日のミサに、一度歌われただけで、その後、誰も歌うことなく、忘れ去られてしまいます。そんなこの歌が、再び日の目を見るのは、春になってからのこと。ようやく教会にやって来た、マウラッヒャーというオルガンの修理人が、この楽譜を見つけるのです。こうしてオルガンの修理人によって、、チロル中に広められたこの歌は、今では、世界中、300を超える言語に翻訳され、歌い継がれています。もし、ネズミがオルガンをかじらなければ、名曲、きよしこの夜は、生まれなかった。このネズミ、音楽の神様のお使いだったかもしれません。

♪ THE TWELVE DAYS OF CHRISTMAS  PHILADELPHIA BRASS ENSEMBLE

サウンドグラフティ

 今週も クリスマスソングの名曲と ラヴバラードを特集しています 
 今夜はその第九回 曲は…

  ♪ SANTACLAUS IS COMING TO TOWN  FRANK SWATRA & CYNDI LAUPER

  ♪ OH, SANTA  MARIAH CAREY

  ♪ SHE'S RIGHT ON TIME  BILLY JOEL

  ♪ SHE  ELVIS COSTELLO

♪ JINGLE BELLS  JIMMY SMITH

韓国は、今では、国民のおよそ3割が、キリスト教徒というお国柄。12月25日は、漢字で、生誕節と書く、国民の祝日です。クリスマスが近付くと、明洞、ナムデム市場といった、ソウルの繁華街は、キラキラと輝くイルミネーションに包まれます。韓国では、リビングにクリスマスツリーを飾る家が増えたそうで、最近、背丈ほどもあるもみの木が、街で売られているのを、よく目にするようになりました。日本と一番似ているのは、やはり、デコレーションケーキでしょう。クリスマスイブの日には、街のお菓子屋さんの前には、大きなケーキボックスが山積みになります。お店の人が声をからして、クリスマスケーキを売る。まるで、日本と同じような光景が、24日のイブの夜に見られます。ただ、日本と違うのは、このクリスマスケーキの食べ方。韓国では、クリスマスケーキを食べるには、なんと、箸を使います。日本は、ケーキはそれぞれ切り分けますが、韓国では、机の真中に、ケーキを丸ごと置いて、皆で、箸でつついて食べます。これは、クリスマスばかりでなく、誕生日のケーキも同じです。初めてこれを見た時は、本当に驚いてしまいましたが、ワイワイ楽しみながら、鍋料理を食べる韓国の人たちにとって、こちらの食べ方の方が、自然なのかもしれません。ケーキが一つあれば、皆で、仲良く食べられるこの韓国式の食べ方、今年のクリスマスに、チャレンジしてみませんか。

♪ I'LL BE HOME FOR CHRISTMAS  ELIANE ELIAS

♪ SWEET LITTLE JESUS BOY  BOOKER T & THE MG'S