2010年10月29日(金) 提供 / JAL
♪ Intermezzo No.1 in E-flat major, Op.117-Andante Moderato Glenn Gould
♪ QUE RESTE-T-IL DE NOS AMOURS? DIE 12 CELLISTEN DER BERLINER PHILHARMONIKER
10月31日は、ハロウィン。今年は、日曜と重なったことで、さぞ、アメリカでは、盛大なお祭り騒ぎが繰り広げられることでしょう。このハロウィン、アイルランドやイギリスといった、プロテスタントの多い国で祝われるお祭りです。カトリックの多いフランスでは、翌日の11月1日の、万聖節のほうが、大切です。この日は祭日、お墓参りする人が多いといいますから、日本のお盆のようなものです。しかしながら最近、フランスの子供たちの間で、ハロウィンがすっかり定着してきたようです。口の悪いフランス人は、マクドナルドと、ディズニー、そして、このハロウィンの、3つのアメリカ文化に、子供たちは毒されてしまったと嘆きます。ところで、ハロウィンというと、オレンジ色のカボチャを思い浮かべますが、そもそも、ヨーロッパに古くから住んでいた、ケルト人の祭りであったハロウィンには、カボチャではなく、カブが使われていました。このカブのことを、ジャックランタンと呼びますが、このジャックランタン、生前、堕落した人生を送ったまま死んだ人の魂が、死後の世界に行くことを拒まれたもの、悪魔から貰った石炭を火種に、畑でしなびて転がっていた、カブをくり抜き、ランタンにして、さまよっている姿だそうです。アメリカでカボチャになったのは、カブよりカボチャの方が、たくさん収穫できたからだそうですが、今や子供たちの、誰もが大好きなハロウィン、オレンジ色のカボチャでなければ、どうにもかっこが付かないお祭りになってしまったようです。
♪ WALTZ FOR A YOUNG GIRL Wolfgang Dauner Quartet
サウンドグラフティ Norah Jones No.5
♪ Feelin' The Same Way
♪ Nightingale
♪ Here We Go Again Ray Charles feat Norah Jones
♪ After Joy rei harakami
トリック・オア・トリート(Trick or treat) お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ。
子供たちの可愛い声が、いつもは静かなホノルルの住宅街にこだまします。常夏のハワイでも、ハロウィンは、子供たちにとって、特別な日。カボチャのランタンを飾り、お気に入りのキャラクターに変身して、近所の家々を訪ねては、キャンディを貰う、ほのぼのとした光景が見られます。そんなハワイのハロウィンに、あなたも、家族連れで出掛けてみませんか。ハワイのハロウィンで、まず用意したいのは、コスチューム。大きなショッピングモールに出掛ければ、ほとんどの物が手に入ります。男の子には、お決まりのホラー系が良いかもしれません。女の子なら、可愛いエンジェルに変身するのは、如何でしょう。簡単なマスクやマントを付けるだけでも、オッケーです。治安の良いハワイとはいっても、さすがに、見知らぬ家を訪ねて回るのは、勇気がいりますが、この日は、ほとんどのショッピングモールで、トリック・オア・トリートのイベントが行われているはず、夕方の5時頃から、仮装してお店を回れば、子供たちにお菓子が配られるので、これなら、気軽にハロウィン気分が味わえます。早めに夕食を取って、ワイキキへ、今度は大人たちが、思い思いのコスチュームで、ごった返していることでしょう。常夏の国のハロウィン、子供たちの心に、楽しい思い出となって、鮮やかに残るに違いありません。
♪ Descanca Coracao~Porto(My Foolish Heart~Oparto) WORLD STANDARD
♪ BLUE SATIN HENRY MANCINI