うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

ハリボテ団が行く!「高尾山にはもう登ったかお?」その5

2010-02-14 17:22:09 | ハリボテ団
薬王院本堂での御護摩も無事終了し、ご本尊の飯縄大権現様にもお目にかかることができた。このまま帰ったって良いのだが、せっかく山の中腹まで来たのだから、やはり頂上まで登るべきであろう。と、いうわけで、本堂脇の階段を上り、ご本社と奥の院を抜ける1号路へ。

1号路
http://www.takaotozan.co.jp/cource/cource01.htm


ご本社。鮮やかな朱色の建物である。


そのご本社にはつららが…!そして、その横の階段に

「アイゼンをお持ちでない方は、危険ですのでこの先の登山はご遠慮下さい」

という趣旨の張り紙が出ていた。アイゼンとは、靴に装着する金属製の爪のことである。そんなもの、持っているわけがない。しかし、

「ほほう、雪で登山道が滑りやすくなっているのだな。でも、高尾山の登山道だからそんなにキツくはなかろう。行くべ!」

と、我々はお構いなしに階段を上り始めた。ちなみに、あの時アイゼンを装着して歩いている登山客は一切見かけなかった。そして、この高尾山をナメきった暴挙が、天狗様の怒りを買うのにさほど時間はかからなかった。

めっちゃ滑る…!

その張り紙から先の登山道は、一切雪かきなどの手入れが行われておらず、降り積もった雪が凍結していた。その上を多くの登山客が歩くわけだから、さらに踏み固められて、まさに
「カッチカチやぞ![`Д´]」
状態である。平面であるはずの階段ですら、まともに歩くのが困難だ。ましてや、緩やかな坂など、「転ぶな」という方が難しい。他の登山客が連れていた犬が、必死にもがくも空回りしてパニクっている。登山道脇に張られているロープをたぐるようにして、少しずつ歩かねばならなかった。いつ頂上にたどり着けるのか…!

(続く)

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