うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

俊介がうっかりホームに投げなくて良かった…!

2006-06-12 22:39:51 | 野球
李の本塁打取り消しに 走者小関が三塁踏み忘れ
(gooニュースより)

…11日の交流戦、ロッテ-巨人最終戦(千葉)で李承(イ・スンヨプ)が2ランホームランを放ちながら、一塁走者の小関竜也が三塁を踏み忘れて、李の本塁打が取り消される珍事があった。
1-1の3回表・2死一塁で、李が渡辺俊介投手から打った打球は右中間席へ。勝ち越しの2ランホームランかと思われたが、一塁走者の小関が三塁を踏まずにホームインしたとのロッテ・今江敏晃三塁手のアピールが認められ、小関がアウトに。野球規則4・09(a)の【付記】(3)、7・12によると、2死の場面では李の前にいる小関がアウトになった時点でチェンジ。李の得点は認められない。李の記録は単打となった。…

動画はこちらでご覧いただけます…。
http://www.youtube.com/watch?v=SkSHfAlfLz8&search=%E5%B0%8F%E9%96%A2
検証はこちら(プロ野球ニュース)。
http://www.youtube.com/watch?v=2cZ3OJtsDEM

いやぁ~、こんな事ってあるんだなぁ。よりによって中継が見られない時にそんな珍プレーやってくれちゃって、ねぇ。スポーツニュースなどで見たけれど、どうせなら生で見てみたかったなぁ(横浜の選手がやったら帰りたくなったろうけど)。

あの時の李の打球は高く上がって滞空時間が長かった。2死なので、打球が上がった直後から一塁走者の小関は全力疾走している。で、ちょうど三塁を回ったあたりで打球がスタンドに入った。滞空時間の短いライナーだったらもっと早くにホームランとわかって、小関もゆっくり確認しながらベースをしっかり踏めたのだが、全力疾走だったから顔はベースを見ていない。で、「踏んだ!」という感覚だけで踏まずに回ってしまったらしい。小関本人は「踏んでないなら、逆に違和感があると思う。踏んだかどうか、こっちが聞きたいくらいですよ」とカンカンだが、あくまでも感触の話だけで、しっかり目で見て踏んでいた訳ではない。でもって、一番近い位置にいた西岡良洋コーチにしてからが

「李の打球が入るかどうかを見て、李の進塁を考えなくちゃいけない。選手がベースを踏むのは当たり前。申し訳ないが、そこまでは見ていない」

そこまでは見ていないそこまでは見ていないそこまでは見ていない…

見てなかったのかよ!?これじゃ弁護のしようがない。巨人側は今さらセ・リーグに抗議文を提出することを決めたようだが、誰も確認していない巨人側の主張と、今江と西本欣司三塁塁審の二人がバッチリ見ていたロッテ側の主張じゃ、どっちに分があるかは明らかだ。

今江がブログで言ってるよ。

「僕自身小さなころからランナーがしっかりベース踏んでいるかを確認しろ!っと耳にタコができるくらい言われてました。なのでプロに入ってからはもちろん高校、中学、小学と必ずどんな状況でも確認をしていました。」

「ベースを踏む確認というのは本当に基本中の基本です(当たり前のプレー)。でもその当たり前のプレーほど難しいプレーはありません。」

そう、当たり前のことが当たり前に出来なくて何度負け試合を見せられたことか…!当たり前当たり前って言うけど、それが出来たら苦労はしないんだよね。でも、当たり前にやれなければチームは強くなれない。
これは何も守る側だけの言葉じゃない。攻撃側だって、ちゃんと確認しなきゃね。それが出来ていなかったら、マイナスの結果を生んでも文句は言えないし、何か言ったところで言い訳にしか聞こえない。だから、今回の巨人の抗議は、正直メチャメチャ格好悪いと思う…。

何気ないことでもおろそかにしない、今江みたいな選手がいるチームは強い。横浜もそういう選手が育ってくれるといいんだけど、こればっかりは教えるだけじゃなくて本人の意識の問題もあるからねぇ…。
コメント (2)
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