うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

電話1本でお金がザクザク儲かれば世の中苦労しねぇんでいっ!

2005-09-22 13:44:13 | 雑記
朝早くから仕事だったのだが予想外の早さで終わってしまい、昼には家に帰ったのだった。しばらくすると1本の電話が。受話器を取るなり、

「もしもし、ゴニョゴニョゴニョ…」

電話の何が嫌いって、私の耳に多少問題でもあるのか、よく聞き取れないことである。メールなら字で確認出来るが、電話でそう何度も何度も「聞き取れないからもう一回言って」と言うのは、どうもイヤだ。でも、聞き取れないから仕方なく「すみません、どなたですか?」と問い返す。すると向こうは、こう言った。

「あ、オレ。『うえぽん』だけど」(『うえぽん』の箇所は本名)

ちょっと待て。何でオレの名前を名乗ってやがるんだこの野郎。でも聞き違いということもあるかも知れん。もう一回「え?何ですって?」と問い返す。

「イヤ、『うえぽん』だけど」

間違いねぇ、こいつ「振り込め詐欺」だ。しかし、マヌケだね。本人に騙ってどうすんのよ。思わずニヤニヤしながら

「ほう、オレが本物の『うえぽん』だが、何か?」

と言って、電話を叩っ切ってやった。ちょうど母と伯母が居合わせていたので「とうとうウチにも来たぞ、魔の手が(笑)」と一部始終を話すと、母は「何だー、アタシが電話取ってさんざん話聞いた後で『じゃあ、確認のために本人に代わるわ』とか言ってやったら面白かったのに」とニヤニヤ。
それにしても、他人事だと思っていたが、まさかウチにも来るとは。ただ、笑っちゃったのは、声や口調がまるっきり似ていなかったこと。私の声は比較的高いほうで、しゃべり方にも結構クセがある。しかし、電話の声は低くボソボソとした平板なしゃべり方だった。私を知っている人なら誰が電話に出ても「こいつニセモノだ」と一発でわかる。どうせ騙すんならもうちょっと上手に騙せないものかね。
それに、先方はもう一つ、致命的なミスを犯していた。



ウチには大金を払おうにも、元手がない。



まったく、どこまでもアホな犯人どもだ。しかし、油断は禁物。皆様も、怪しい電話にはどうぞご注意下さい。
コメント (7)
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