2018 夏の甲子園、組み合わせ決まる

夏の甲子園、組み合わせ決まる。開幕戦に星稜、始球式はOB松井秀喜氏【全国高校野球】

　100回目を迎えた今年の夏の甲子園の組み合わせが今日決まった。

　今年の夏の甲子園は選抜の優勝校・大阪桐蔭の2度目の春夏連覇
なるかというのが最大の焦点だが対抗は選抜準優勝校の智弁和歌山
に木更津総合や横浜、そして昨秋の明治神宮大会で桐蔭を破った創
成館や聖光学院に星稜あたりまでか。

　とりあえず今大会は昨年同様に3回戦まで組み合わせが決まって
いるので、8つのグループの勝ち上がりでベスト8を予想してみる。

　Aパート：藤蔭・星稜・済美・中央学院・慶應・中越・山梨学院
　　　　　 高知商

　このパートは選抜ベスト8の星稜や秋の関東王者の中央学院に慶
應、常連の山梨学院らが揃ったが、選抜の実績や石川県予選の戦い
ぶりを見ると星稜が本命で対抗は中央学院や慶應。

　Bパート：作新学院・大阪桐蔭・北照・沖学園・旭川大・佐久長聖
　　　　　 佐賀商・高岡商

　ここは完全に大阪桐蔭の独壇場だろうが波乱を起こすとすれば初
戦で対戦する8年連続出場の作新学院で、ここで顔ぶれから見て勝
てれば一気にベスト8という感じになる。

　Cパート：智弁和歌山・近江・前橋育英・近大付・益田東・常葉
　　　　　 菊川・日南学園・丸亀城西

　ここも智弁和歌山が大本命で対抗は2回戦での対戦が予想される
前橋育英あたりだろうが、初戦で対戦する近江は選抜に3校代表を
送り込んだ滋賀の代表だけに侮れない。

　Dパート：金足農・鹿児島実・大垣日大・東海大星翔・花咲徳栄
　　　　 鳴門・横浜・愛産大三河

　ここは昨年優勝の花咲徳栄と横浜がいるので両校が中心になるだ
ろうが、とりあえず横浜本命で徳栄が対抗という図式だろう。

　金足農が初戦で横浜や徳栄と対戦すれば面白かったのだが…

　Eパート：花巻東・下関国際・創志学園・創成館・興南・土浦日大
　　　　　 敦賀気比・木更津総合

　ここは創成館と木更津総合の2強っぽいが選抜ベスト8の花巻東に
3シーズン連続の下関国際や興南に敦賀気比といった優勝経験校が
揃っており予断を許さない。

　とりあえず甲子園の実績から創成館か。

　Fパート：日大三・折尾愛真・羽黒・奈良大付・龍谷大平安・鳥取
　　　　　 城北・明石商・八戸学院光星

　地力的には本命・平安で対抗が日大三&光星というところか。

　予選で圧倒的な力の差を見せつけて出場を決めた平安に対し光星や
日大三は例年ほどの破壊力は見られないが2度優勝の実績は侮れない
し、光星も3季連続準優勝という記録を持っているので侮れないと思
うがとりあえず平安。

　Gパート：報徳学園・聖光学院・白山・愛工大名電

　伝統校の報徳と12年連続の甲子園キャリアを誇る聖光が本命で、
報徳－聖光の勝者が地力的に見てベスト８進出という事になりそう。

　Hパート：二松学舎大付・広陵・浦和学院・仙台育英

　ここは4校とも地力のあるチームが固まり予断を許さない。

　2年連続出場の二松学舎、昨年準優勝の広陵、5年前の選抜優勝の
浦和学院に3年前の準優勝校・仙台育英だから豪華な顔ぶれだ。

　特に浦和―育英は5年前に初戦で対戦し11－10と死闘の末に育英が
サヨナラ勝ちし浦和の春夏連覇を阻んだだけにリベンジ戦で、どこ
まで育英が耐えられるか。

　というワケで今年のベスト8は星稜・大阪桐蔭・智弁和歌山・横浜・
創成館・平安・聖光学院・広陵と見るが果たして・・・