波乱の福岡を制したのは自由ヶ丘

自由ケ丘、夏の甲子園初出場/福岡大会(日刊スポーツ) - goo ニュース

 今日行われた全国高校野球選手権の福岡県予選決勝は自由ヶ丘が南筑と
対戦し
1回に2アウト満塁から短長打で3点先行すると2回にも2点を加えて
ペースを握り9-1で勝って夏の甲子園初出場を決めた。


 先週 記したように今年の福岡県予選は混戦模様で、どこが勝ってもおかしく
ない状況だった。


 ベスト16で行われる決勝大会の初戦で早くも前年代表の飯塚と春の九州大会を
制し優勝候補筆頭だった久留米商が東福岡と自由ヶ丘に敗れると、ベスト8で
福工大城東が門司学園相手に9回表まで5-0とリードしながら逆転サヨナラ
3ランを打たれて敗れる。


 続く東福岡も南筑相手に9回表に逆転されて敗れると東海大五までが自由ヶ丘に
9回2アウトから逆転サヨナラ負けして本命が ほとんど消えるという大波乱。

 こうなると5点差を大逆転で制した門司学園が昨秋に九州大会に出場した実績
から本命と思われたものの、南筑相手に拙攻の末 延長に持ち込まれ2-3で競り
負ける事になったのだ。


 福岡は基本的に人材が分散するため09年の九国大付のような飛び抜けた戦力を
持ってない限りチームのピーキングの時期がモノを言う。


 マスコミは九州大会や その予選にNHK旗などの小大会の結果などを判断材料に
するのだが、福岡の場合は甲子園に繋がる秋の九州大会以外の成績はアテに
ならないケースが多いのだ。

 
 そういう意味では春の九州大会で優勝した久留米商などピークがGWぐらいに
来ていた感が強かったのでマスコミは優勝候補筆頭に挙げていたものの、個人的
には厳しいと思ったしベスト16で自由ヶ丘に敗れても波乱ではなく順当な結果
だった。


 結果的に その自由ヶ丘が その後 東海大五・九産大九州を次々に破っている
ので混戦を制し甲子園出場するに相応しい戦いぶりだったという事だろう。

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