ウルトラセブンEP21・海底基地を追え

 宇宙戦艦ヤマト以前に、戦艦大和が復活ていたEPである。
 もっとも‘宇宙戦艦’は人類を救うために復活したが、この
大和は、ミミー星人の侵略の尖兵として名前もアイアンロックス
として登場する。
 また実際の大和のデザインとは微妙に違うが、これは星人から
改造されたのだろう。

  14話‘ウルトラ警備隊西へ’でデビューした潜水艇・ハイドラン
ジャーだったが、その時はキングジョーが分離した円盤群との
バトルはなかった。
 だから今回は、それ以来の登場で主力兵器になっている。
 2隻にフルハシとアマギが、それぞれ乗り込んで戦うのだが、残念
ながら最初は星人の発泡攻撃で奇襲され2隻とも拿捕されてしまう。

 一方アイアンロックスは、伊豆下田港に出現し艦砲射撃を開始。
 ポインターのロケット砲やホーク3号の攻撃は通じず、3号は被弾
して海中に墜落する。 そこへ隊長が操縦する1号が飛来し、宙返り
飛行や背面攻撃などで猛攻を加えた結果 中心部を撃破し動きを
止める事に成功した。
 ただしアイアンロックスは、停止後15分で大爆発するという。
 伊豆の下田港で爆発して、富士山麓にある地球防衛軍基地まで
焼き払うのだったら相当な規模の大爆発となる。
 海中に沈んだ3号のコクピット内で息を吹き返したダンは、セブンに
変身するが あっさり手枷と足枷で拘束されてしまう。
 それでも体を回転するローリングスパークで枷を外して、エメリウム
光線でアイアンロックスを倒した。 そしてアイアンロックスが破壊され
ると星人の円盤は、拘束していたハイドランジャー2隻を逃して脱出を
図るが対空砲火で撃破された。

 とはいえミミー星人は、なんで慌てて脱出したのだろうか?
 拿捕した2隻のハイドランジャーを人質にしてもいいし‘海底の鉄屑を
使って、どんどん新しいアイアンロックスを作ればいいのでは’ と思う
のだが。
 しかも、下田で爆発して富士山麓まで焼き払える爆弾を搭載したアイ
アンロックスをセブンはエメリウム光線で破壊したが、搭載していた爆
弾は誘爆しないのだろうか?

 このEPで分かるのが、やはりキリヤマ隊長の腕は凄い。
 EP13の‘V3から来た男’では、クラタ隊長と組んでアイロス星人の
円盤を撃破するが、小型で火力の弱い3号が攻撃してもビクともしな
かったアイアンロックスを単独で撃破するのだからダンよりも数段腕は
立つのだろう。
 そういえばEP13も、今回と同じ鈴木俊継監督作品だった。

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