鈴木宗男氏から、感じたもの

　早いもので札幌から帰ってきて1週間が経った。
　今日は新年総会で講演した鈴木宗男氏の、控訴審での
判決公判が行われ1審に続いて有罪判決を受けた。
　とはいえニュースで、地元の人達に判決に対するコメントを
聞くと同情的なものが けっこうあった。
　通常なら‘当然だ’と思うが、やはり講演を聴いていたから
‘地元の人達が残念がるのも仕方ない’と思ったものだ。

　宗男氏の講演は、むちゃくちゃパワフルだった。
　22日に書いたので重複するが、講演終了後に‘17時の飛行機で
帰京しますので’と言っていたのを‘記念写真を撮りたい方は’ と
言われて気軽に記念撮影に応じてくれていた。

‘○○時の便で帰る’と言った直後に‘まだ少し時間があるので
記念写真を撮りたい方は、どうぞ’と言われると、‘忙しい中、記念
撮影に応じてもらえるのか！’と感謝したくなる。

 　また私が‘福岡の田川から来た’と言うと、すかさず‘伊藤市長に
よろしく、何度も一緒に食事したりしてるよ’と言われた。
　片田舎の地方都市の名前を聞いて、首長の名前がパッと出て来る
のだから凄い。全く事前に打ち合わせなどしてなくてである。
‘この人に、こう言ったら喜ぶのでは？’と、すぐに思いつくのだろう。

 　宗男氏の こういった姿を見て‘我々も見習わなければ’とも思った。
　我々も人気商売。　宗男氏のような心配りをする事こそが、お客さんに
対するサービスだと思った次第である。
　それを改めて気付かせてくれただけでも、札幌まで行った甲斐が
あったと思う。