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2010夏の甲子園・第6日

聖光学院、履正社が3回戦へ=土岐商、西日本短大付も勝ち進む―全国高校野球(時事通信) - goo ニュース

 台風の影響で試合開始が1時間遅れだけで4試合が行われた。

 第1試合は過去2度の出場で甲子園勝利のない土岐商と八頭が03年に
自ら初戦を突破して以来初戦敗退続きの鳥取県勢の連敗を止められるか。

  第2試合は3年前の3回戦で対戦して以来の再戦だが この時は8-2で
広陵が勝っているので聖光学院の雪辱なるか。
 広陵は選抜ベスト4のジンクスを破れるか。

 第3試合は近畿勢同士の対戦だが4期連続出場の天理と夏は13年ぶりの
履正社の対戦になる。
 大阪桐蔭やPLの壁に阻まれてきた履正社は これまで08年選抜で1勝した
のみなのに対し、天理も4期連続出場ながら昨夏に1勝しただけと甲子園で
勝ててないチーム同士だ。

 第4試合は日川・古屋と西短・森の技巧派投手同士の投げ合いが注目に
なる。
 日川が3度目の出場で初勝利なるか、西短が優勝した92年以来の勝利
なるか。

 第1試合:土岐商 15 - 2 八頭

 共に県予選では必ず先制して勝ち進んできた両校だから先取点がカギ
だと思われていたが、1回裏に土岐は内野安打で出た1番が暴投で進塁し
4番が歩いて盗塁などで2アウト2・3塁から5番の詰まった2塁ゴロを2塁手が
1塁へ悪送球して2点を先行すると更に連打で3点を挙げる。

  2回にもヒットとバント死球で1アウト1・2塁から2番の3ベースで2点を追加し
5-0とリードを広げ、その後も5回には2ランスクイズなどで8-0と大量リード。

  八頭も6回に1アウトから3連打で、8回にも死球で出た9番のPHを連打で
返して 2点を挙げるが土岐も6・7・8回に追加点、特に7回には5点を挙げて
15-2で圧勝。

 やはり八頭にとっては立ち上がりにエラーで与えた2点が効いてしまった。

  第2試合:聖光学院 1 - 0 広陵

 広陵・有原、聖光・歳内の投げ合いで始まり広陵が2回と3回にヒットのラン
ナーを出すが得点できず、聖光も3・4回に先頭打者がヒットで出塁しバントで
1アウト 2塁のチャンスを作るが有原が踏ん張り0-0で試合は進む。

 6回に広陵は先頭の9番がヒットで出塁し2アウト1・2塁から4番がセンター
前に打ち返すがセンターからのバックホームでタッチアウト。
 更に7回にも1アウトから死球で出塁した6番とエンドランが決まり1アウト
1・2塁と攻め立てるが歳内が後続をセンターフライに討ち取る。

 その裏 聖光は1アウトから内野安打で出た4番とのエンドランが決まって
1・3塁とチャンスを広げ、6番の1塁ゴロで2アウト2・3塁から7番が三振するが
暴投になり三振振り逃げで待望の先取点。

 直後の8回に1アウトから広陵は2番が死球でチャンスを作るが前の打席で
ヒットを打たれた4番を三振に討ち取り2年生の歳内が強打の広陵打線を
5安打完封勝ち。

 7回に共に1アウト1塁でエンドランが決まったのだが広陵がレフト前だった
ので 1・2塁だったのに対し、聖光はライト前だったので1・3塁になった差が
出たとも言えるかもしれない。

  第3試合:履正社 4 - 1 天理

 1回表に天理は1番がショートエラーで出塁しバントと死球で1アウト1・2塁で
得点できなかったのに対し、履正社も その裏に1番がヒットで出塁しバントで
1アウト 2塁から四死球で満塁と攻め立て5番のタイムリーで先制すると2回
にも2ベースで出た8番をバントで送り1番の犠牲フライで2-0とリードを
広げる。

 天理は2回にも1アウト2塁で得点できなかったが、3回に1番がヒットで出塁
し 3度目の1アウト2塁から3番がライト線を破って1点を返すものの打者走者
が3塁でアウト。

 1点差に追い上げられた履正社は5回に2番が2ベースで出塁すると3番も
3塁強襲の 2ベースでノーアウト2・3塁から4番の犠牲フライと1・3塁から1塁
ランナーが転倒し挟まれる間に3塁ランナーが還り4-1とリードを広げる。

 天理も6回に短長打で1アウト2・3塁、7回にも2ベースから1アウト3塁の
チャンスで得点できず履正社が待望の夏初勝利を挙げた。

 初回の1アウト1・2塁で得点できた履正社と得点できなかった天理の差が
出たと言うべきだろうか。

 第4試合:日川 2 - 7 西日本短大付

 日川の下手投げ・古屋に対し西短は2回に4番のHRで先制すると3回・4回
と先頭打者が出塁しながら追加点を奪えなかったが、5回に2アウトから四球
で出た9番が1番の3ベースで還り 更に2番の2ベースで2点を挙げ3-0と
リードを広げる。

 日川打線は西短の左腕・森から6回以外は毎回ランナーを出すものの牽制
で刺されたり、併殺などで得点できず特に低めのスライダーに手こずって
いた。

 ようやく8回に先頭の7番がヒットで出塁すると暴投で2塁に進み8番のポテ
ンヒットで1・3塁から9番のレフト前に弾き返し1点を返す。
 なおも1番がヒットで満塁から2番のときに再び暴投で1点差としてノーアウト 2・3塁と逆転のチャンスを迎える。
 しかし2番は3バントスクイズ失敗、3番が歩いて1アウト満塁と攻め立てるが
4番を2塁ゴロ併殺に討ち取って凌いだ。

 その裏に西短は先頭の2番がヒットで出塁しバントと死球で1・2塁から5番
以下の3連打と相手エラーで一挙に4点を挙げ勝負を決めた。

 日川打線が森の術中に嵌りゴロの山を築いていたので3-0のまま終わ
るかと思われたが8回表に4連打と暴投で1点差になったところで1アウト
満塁から4番の 2塁ゴロでセカンドゲッツーを完成させた事で流れを引き
寄せる事に成功した感じだ。    

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
広陵、敗退 (さくらい)
2010-08-13 17:39:47
昨日は第2、3試合を観れました。
広陵が聖光に完封負け。競ってはいたが有原の
出来も良くまさか初戦で散るとは。暴投の振り逃げが
決勝点になりましたね。歳内の落ちるボールを
打てませんでした。
第3試合、履正社が勝利。天理は自慢の打線が
好機で打てませんでしたね。
 
 
 
意外でしたね (こーじ)
2010-08-13 23:59:42
>さくらい様
 やはり歳内を広陵打線が打てなかったのが全てで
しょうね。
 あの低めの変化球の見極めが難しかったのでしょうけど。

 どうも最近の天理は勝負強さが消えた感じですね。
 
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