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同じ時代設定の怪獣総進撃とウルトラセブンだが

 先日怪獣総進撃の世界の都市防衛システムに関する話題を扱った
のだが、以前も記したように怪獣総進撃の世界は20世紀の終わり
頃という時代設定だった。

 怪獣総進撃は68年の作品だが68年といえばTVでは特撮作品の
最高傑作といわれるウルトラセブンがOAされており、劇中に登場
するムーンライトSY-3の搭乗員が着ていた宇宙服はザンパ星人編
に流用されるなど同時期作品というのがよく分かる。

 ここで注目したいのは登場する宇宙艇ムーンライトSY-3のデザ
インはサンダーバード1号とウルトラホーク1号がモチーフのよう
で、スペースシャトルのような往環ロケットの先駆けとなってい
るようだ。

 一方でウルトラセブンの宇宙艇といえば、ウルトラホーク2号が
挙げられる。

 コチラも垂直離陸ではあるがSY-3のようなブースターは付いて
おらず単独で宇宙空間を往復できるし、コクピット自体が移動で
きるようでSY-3のように梯子を使って座席に着くようなシーンは
ない。

 面白いのは怪獣総進撃のメカはSY-3以外は多目的戦車や武装
ハーフトラックなどの陸上兵器が中心で、戦闘機などの航空兵
器は登場せずSY-3のみという感じだった。

 一方ウルトラ警備隊は3種類のウルトラホークに潜水艇のハイド
ランジャーや地底戦車のマグマライザーまであるのだが、陸上兵器
としてはプラスチク星人編に登場した野選訓練用の戦車とガッツ
星人編に登場し星人の透明円盤を攻撃したガトリング砲付きハー
フトラックぐらい。

 これはウルトラ警備隊が対侵略宇宙人用の部隊だから先述したよ
うな航空兵器をはじめとした装備が中心なのに対し、怪獣総進撃の
方は対怪獣用という目的だからこそ陸上兵器中心の装備になるのか
もしれないと思った次第。

 

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