もはや‘貴景勝と御嶽海で角界を盛り上げるしかない’と思った大相撲秋場所

 
 両横綱が途中休場し大関・高安も全休という状況で迎えた今年の
大相撲秋場所は、関脇の御嶽海が大関復帰を決めた関脇・貴景勝に
千秋楽優勝決定戦で勝ち2度目の優勝を飾った。
 
 共に3敗で千秋楽を迎え先に貴景勝が同じく3敗の隠岐の海に勝っ
た後、御嶽海も遠藤に勝って迎えた優勝決定戦は中日に本割で敗れ
た御嶽海が貴景勝の引きに乗じて一気に寄り切る完勝で優勝を決め
たのだった。
 
 今場所は初日に敗れた白鵬が2日目から休場すると鶴竜も中日か
ら休場と両横綱が不在になり、先場所全休で大関陥落した貴景勝が
10勝して大関復帰なるかというのが最大の見どころになった。
 
 本来なら両横綱が不在なら大関陣が頑張らないといけないのだが
豪栄道と栃ノ心は共にカド番で、特に栃ノ心は7日目までに5敗し
早くも大勢残留に赤信号が灯り両横綱と高安が不在にも拘らず14日
目に負け越しが決定し大関陥落。
 
 豪栄道も中日までに3敗し優勝争いから脱落と思いきや優勝ライ
ンが下がったにも拘わらず10日目にも阿炎に敗れて4敗となるなど、
数字の上では2番目の星だが優勝争いという面では最後まで絡めず
二桁勝利が唯一の収穫という事か。
 
 そんなわけで貴景勝と御嶽海の優勝争いになった形だが考えて
みると、この2人が20代で前途はそれなりありそうだから特に御
嶽海は来場所11勝すれば3場所通算33勝という事で大関に昇進で
きる可能性が出てきた。
 
 両横綱や高安に豪栄道の大関陣も30代になっている事から20代
で大関が期待できるのは御嶽海ぐらなので、もはや御嶽海と貴景勝
の2人で角界を盛り上げていくしかないのではないだろうか。
 
 そういう意味でも御嶽海には来場所なんとか11勝して欲しいと
思う。
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