ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ムードはいいけど、意外に いい加減なヒーローソング
最近 息子達が好んで歌っているのが快傑ライオン丸の挿入歌で
ある「ライオン丸のバラード・ロック」
‘昨日お師匠様が死んだ、今日ドクロが襲ってくる~’から始まる
叙情的な歌詞を子門真人が得意のハイトーンボイスで歌う名曲で、
ライオン丸とタイガージョー3度目の対決や、ゴースン相手に死を
決意して最後の決闘へ臨む前に滝に打たれ、座禅を組み心身を清
めているシーンのバックに流れていたのが印象深い。
ある意味OPの「風よ、光よ」よりも印象深い歌ではあるが、
引っかかる点が1つある。
それは題名が「バラード・ロック」となっている事だ。
この歌のメロディは どう解釈してもバラードであってロック
ではない。
にも拘わらず題名は「ライオン丸のバラード・ロック」という
のだから子供の頃は かなり混乱したのを覚えている。
とはいえ題名に対するツッコミを力づくで封じ込めてしまう
だけのパワーがこの歌にはあるし、子門の歌声が更に拍車を
かけている。
他にはウルトラセブンの挿入歌で名曲の誉れ高い「ULTRA 7」
子供向け番組では珍しい全部英語歌詞で構成されているのだが、
よくよく聞くと変な歌詞がある。
‘Atack the Hawkmissile Fighter seven’とあるが直訳すると
‘セブンにウルトラホークでミサイル攻撃せよ’という意味になる
し、2番でも‘Strike The eyeslugger Hero seven’も‘セブンに
アイスラッガーを命中’になってしまう。
とはいえ この歌詞がおかしいと気付いたのは大人になって
から。
子供の頃は、英語である この歌詞を必死に覚えようと躍起に
なっていたし口ずさんでも すごくカッコいい歌なので、何故か
気にせずに歌ってしまうのだ。
作詞はウルトラマンAまで全てのOP歌詞を作詞した東京一こ
と円谷一氏。
実は できあがった歌詞を見て‘変だ’と言われたものの、‘これで
いいんだよ’と笑いながら言っていたという。
まぁこういうのは重箱の隅を つつくようなツッコミを入れると
いうのは無粋というものだし、これだけ矛盾を抱えながらも愛唱
されるのは作り手の気迫がこもっているという証拠だと思う。
だから子供時代に こういう名曲を聴けた我々は幸せ者だったと
思うのだ。
« 異次元空間は2... | 東海大相模33... » |
何しろ前半は科学特捜隊のことで、後半の「光の国から」でようやくウルトラマンのことが出てくるんですから。
けど、そんなのじぇんじぇん気にしないで受け入れて歌っていたガキの頃でしたが。
たしかにウルトラマンの歌と科学特捜隊の歌は変ですよね。
‘光の国の掟のために・・・’って科特隊はM78星雲人かと思ったりしたものです。