ウルトラマンネクサス・姫矢編の、もう1つの魅力

 ウルトラマンネクサスが他のウルトラと違う要素の1つに当初は
変身するデュナミストが、防衛チームの隊員ではなくカメラマンな
ど一般市民だったという事。

 特に姫矢准の場合は変身能力を得るまで全く防衛組織と関係ない
存在だったわけで、当然ながら登場人物も増える事になる。

 姫矢編では姫矢絡みの市井の人々は紛争地で姫矢と仲良くなった
少女・セラと姫矢の仲間だった根来甚蔵に先輩の佐久田恵の3人で、
それぞれの役割を果たしている。

 姫矢が報道カメラマンだったという事から、周囲の一般人はマス
コミ関係になる。

 佐久田恵の場合は姫矢の心の支えになるヒロインなのに対し根来は
情報操作を行なうTLTの存在を認識し秘匿している本当の情報を暴
こうと奮闘すのだが、当初は姫矢も接触を嫌がっていたような胡散
臭い感じから物語が進む毎に正義感溢れる人物というキャラに変わっ
ていくのだから面白い。

 防衛組織の秘密を暴こうとするキャラといえばガイアの田畑らの
KCBクルーを思い出すが、それよりもハードな展開だけに インパ
クトが強いのだ。

 つまりネクサスの魅力はウルトラマンと闇の巨人&ビーストの戦い
だけでなく、情報の秘匿を暴こうとするジャーナリストとしての良
心に対して情報操作をしてでも人類を守る防衛組織のせめぎあいと
いう側面もあるのだ。

 それを可能にしたのは変身するキャラが一般人という設定で、他の
作品にない見どころでもある。 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 次男は放送委員 娘8歳の誕生日 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。