競泳の世界選手権が終了、日本勢は金メダル0だったが・・・

400個メで瀬戸が銅、萩野は6位=日本、3大会ぶり金なし―世界水泳

 ハンガリーのブダペストで行われていた水泳の世界選手権が昨日
深夜が最終日で男子400m個人メドレーでは3連覇が期待された瀬戸
大也が銅メダル、リオ五輪の金メダリスト・萩野公介は6位に終わり
日本勢は3大会ぶりに金メダルなしに終わった。

 今大会の日本競泳陣は銀が女子200m個人メドレーの大橋悠依、
男子200m平泳ぎの小関也朱篤、男子200m個人メドレーの萩野公
介に最終日に男子50m背泳ぎの古賀淳也の4つに、銅は瀬戸大也が
男子200mバタフライと400m個人メドレーに男子200m平泳ぎの
渡辺一平の3個の合計7個。

 とりあえず今大会は個人的にはエースの萩野が肘の手術の影響で
多くを期待できないためメダルを1つでも取れればいいだろうと思
っていたし、金を取れるとすれば萩野のライバル・瀬戸が個人メド
レーのどちらかぐらいではないかと考えていたので今回の結果は
想定の範囲内だ。

 昨年のリオ五輪では金が男子400m個人メドレーの萩野公介と女
子200m平泳ぎの金籐理絵の2個で、銀が男子200mバタフライの
坂井聖人と200m個人メドレーの萩野の2個、銅は400m個人メド
レーの瀬戸大也と男子4×200リレーに女子200mバタフライの星
奈津美の3個で計7個だった。

 とりあえず萩野は先述したように五輪後に肘の手術をしたし坂井
や瀬戸らメダリストも五輪の翌年という事でモチベーションが下が
っていたのは否めない。

 また女子の2人のメダリストは今大会は出場してないのだから今
回の大橋が200m個人メドレーで銀を取り400でも4位なので、よう
やく新星が現れたと喜ぶべきだろう。

 また課題だった100m系は入江陵介や小関らが踏ん張った事から
メドレーリレーではリオの5位から4位に順位を上げたのは収穫だし、
4×100mは男女ともに5位と7位と決勝に残っており100mフリーで
は塩浦慎理がリオでは予選敗退から準決勝に進出している。

 もっとも周囲から言われているように世界の強豪が五輪後一気に
レベルアップしているのもあるし、男女100mバタフライや女子の
背泳ぎなど世界との差が開いている種目もあるわけだから決してポ
ジティブに見るのは難しいかもしれないが今回のメダルなしという
結果を受けて2年後の世界選手権でどこまで日本が本気にレベルア
ップするかという楽しみができた。

 とりあえず最大の目標は3年後の東京五輪なのだから。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 2週続けて昼過... 中川晴之助作... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。