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こーじ苑
ACL出場権は天皇杯優勝チームよりJ1・4位チームが相応しい
柏が1位突破=G大阪は5得点で快勝―ACLサッカー(時事通信) - goo ニュース
先日行われたアジアチャンピオンズリーグのグループステージの
第5節で柏はホームで韓国の全北に3-2で勝ち決勝ラウンド進出を
決めた。
ホームで全勝しただけでなく中国&韓国でのアウェーでは引き分
けという理想的な戦い方で5節までに勝ち点11を挙げ、最終戦を
残しての決勝ラウンド進出は最近のACLでの戦いで苦戦している
日本のクラブチームでは出色だ。
問題は柏が下手するとACLに出場できなかったという事である。
日本のACL出場枠は4でJリーグの3位までと天皇杯優勝チームに
与えられるのだが昨シーズンの柏は4位で、Jリーグで優勝したG大阪
が天皇杯でも優勝したため出場権を辛うじて獲得していた。
天皇杯決勝はG大阪と山形との間で争われていたので仮に山形が
優勝していたら柏ではなく前年J2で6位だった山形がACLに出場
する事になるため、山形関係者には申し訳ないが果たして柏のよう
な戦いができたか疑問である。
Jリーグの3つのタイトルのうち最も実力が反映されるのは当然
ながらリーグ戦なのに対し、天皇杯は最も歴史はあるものの正しく
一発勝負なので番狂わせが起きやすくJ2で6位だった山形が決勝
まで進出したというのが象徴的だ。
欧米ではリーグ戦の優勝チームを‘チャンピオン'と呼称するのに
対しトーナメント戦の優勝チームは‘ウィナー’としか言わないの
が何よりの証拠。
つまり柏と山形の格付けはJ2で6位の山形が天皇杯で準優勝でも
J1で4位の柏の方が上なのだ。
J2で6位のチームがACLに出場できるというのは確かに弱小校が
勢いに乗って優勝する夏の甲子園のようなストーリーが好きな日本
人にはロマンだろうが、国の威信を賭けたACLに代表として臨む
には相応しくないし選手層が薄い山形がACLに出場したばかりに
1年でJ2に降格となったら本末転倒である。
それを考えるとACLの出場チームはJ1の4位までのみにするべき
だろう。
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揚げ足を取るわけではありませんが、この文章は間違ってますよ。
日本は昨年まで4チームのACL本戦出場枠が与えられていたが、今年から本戦出場3チームとプレーオフ出場1チームの合計3.5枠に変更となった(日本の場合は、Jリーグ上位2位チームと天皇杯優勝チームが本戦出場し、Jリーグ3位チームがプレーオフに回る)。
なお、AFC加盟国のランキングで東西両地区の各上位2カ国が最多枠の3.5枠を獲得できる為、東地区では韓国も同様の条件です(東地区のランキングは1位が韓国、2位が日本)。
日本勢がACLで苦戦を強いられる中、柏だけが最終節を待たずに1次リーグを首位突破できたのは、近年の日本勢の中で最も国際経験と実績を残しているだけでなく、2月にプレーオフを1試合戦ったことも挙げられる。
柏はタイのチョンブリーとのプレーオフは延長戦に縺れ込まれて3-2で辛勝した。
しかし、結果的に真剣勝負を経てチームが強化され、昨季の韓国王者の全北現代との敵地での初戦を苦戦を強いられながらもスコアレスドローで乗り切れた(ちなみに、日本勢は全北現代には毎回痛い目に遭っている嫌なチームだが、柏は今回の対戦を含めて通算5勝1分とすこぶる相性が良い相手)。
皮肉な話しだが、柏はプレーオフに回ったが故に、本来ならシーズンオフとなる2月の時点で既に準備していたので、必然的に日本勢の他の3チームよりも仕上がりが早い。
また、今年からJリーグは「2シーズン制」を導入したので、もしかすると柏は第1ステージを捨ててACLに注力しているフシもある。
だから、仮に山形が昨年の天皇杯で優勝して3位の鹿島がプレーオフに回っていたら、前半戦で3連敗をしなかったかもしれない。
鹿島とガンバは後半戦にようやく盛り返して地元での最終節に何とか望みを繋げたが、オフに大量補強しながらも未勝利で1次リーグ敗退を喫した浦和に関しては本当に情けないの一言に尽きるけど。
あと、個人的には、J1のみが参加するナビスコ杯の優勝チームにACLの出場権を与える方が大会の活性化にも繋がるし、アマチュアクラブも参加する天皇杯の優勝チームよりも遙かにマシだと思う。
チェックありがとうございます。
たしかに勘違いしている部分がありました。
私も天皇杯優勝チームより、ナビスコ杯優勝チームの方が相応しいと思います。