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地獄の新人戦

 夏の甲子園が終わる頃に、新チームの最初の公式戦が始まる。
 高1の今頃に新人戦が行なわれ、それと並行して1年生のみの
大会・1年生大会も行なわれるのだ。
 悪い事に新人戦の相手は、約1ヶ月前に夏の県予選の決勝に
進出した嘉穂だ。
 しかも嘉穂戦の翌日に1年生大会の初戦が行なわれ、相手は
夏の県予選では優勝候補の筆頭だった鞍手ではないか!
 かなり厳しい相手なので練習にも力が入るのだが・・・・・・。

 7月24日に夏の練習について書いていたが試合前日までこの
スケジュールをこなし、試合当日は午前中に午後からの練習を
やって14:00からの試合に臨む。
 昼食後にOB大学生の監督が、車にバットなどの道具を積んで 
球場まで運んでくれるのだが、我々はウォームアップ代わりに
1,8㌔ほどの道を走っていくのだ。


 画像を見ても分るようにアップダウンがキツイので、かなりの
負荷がかかる。
 15分ほどで到着すると‘体を冷やさないようにキャッチボール
でもしておけ’という監督の命令で延々とキャッチボールをする。
 14:00からの嘉穂戦は悲惨だった。
 6回で14失点しコールド負け、2安打完封負けしたのだ。
 すると監督が怒り‘オマエ達は悔しくないのか!よく水など飲
もうという気になるなぁ!’と言って顔を洗っている同級生を後
から蹴飛ばした。
 そして‘気合が入っとらんから道具を持って走って帰れ’と言う。
 みんな道具を抱えて学校まで走って帰ると、1年生は特訓。
 ‘明日は意地でも負けられん’という事で・・・・・。

 その翌日も同じスケジュールで練習し、球場へ走って行く。
 その結果は

 またしても1-8で8回コールド負け。
 しかもレフトとセンターが打球を追いかけて衝突し、センターが
頭を打って担架で運ばれるオマケつきだった。

 ‘キサマ達は、ホント気合が入っとらん’と監督が再び激怒。
 またしても帰って練習と地獄の2日間だった。
 今にして思うと、ただでさえ暑く連日の無軌道な猛練習で消耗
しているのにアップダウンのキツい1,8㌔コースを走って行くの
だから、試合をする前からバテていた。
 しかも当時の慣習として、水は飲めない。これで勝てるわけが
ない!
 予断ながら鞍手戦が終って帰宅して体重を計ると5㌔近く減って
いた。

 
 
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