ヒーロー番組のレギュラー交代に ついて

 ヒーロー番組のキャラクター降板の裏には出演俳優のスケジュー
ルの都合があり、そのためにキャラが殺されたり移動という形で収
めるケースが多い。

 ウルトラでのレギュラー降板では榊原るみがスケジュールの都合
から降板するため、演じていた坂田アキがナックル星人から殺害さ
れるという子供達にはショッキングな展開となった。

 そのためかウルトラでのレギュラー交代は移動という形で特に目立
つのは宇宙ステーション赴任というもの。

 最初はMATの加藤勝一郎隊長の宇宙ステーション移動で、親友の
梶が隊長を務めていたマットステーションがベムスターから吸収され
て殉職したため梶の遺志を継ぐ形でのものではないかと思う。

 タロウでも白獅子仮面出演のために降板した三ツ木清隆演じる西
田隊員や、荒垣副隊長も宇宙ステーション赴任で交代している。

 ただ加藤隊長と西田隊員は宇宙ステーションに移動した後に殉職
したのではないかと考える。

 というのも帰ってきたウルトラマンではウルトラマンが敗れる
ナックル星人編で宇宙ステーションV1がナックル星人の宇宙船団
からの攻撃を受けて破壊されるし、西田隊員が赴任したと思われる
宇宙ステーションも改造ベムスターの襲撃で吸収されてしまった。

 だからタロウの終盤に荒垣副隊長が宇宙ステーションに再び赴任
したのではないだろうか。

 ちなみに防衛チームの隊員ではないレギュラーは白鳥さおり役の
あさかまゆみが突然降板するという不自然なものがあったのだが、
どこかに引っ越すわけにもいかないからかレオでは梅田カオルが
百子や猛といった城南スポーツクラブの面々と共にシルバーブルー
メの襲撃で命を落とす形での降板劇となった。

 それを考えると平成シリーズ以降に防衛チーム以外のレギュラーが
少ないのは降板させるときが難しいという理由なのかもしれない。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« サッカー日本... 明日から大相... »
 
コメント
 
 
 
昭和のヒーロー番組 (柴田真紀)
2015-03-09 01:55:06
所詮「ジャリ番」という意識があったからか、何の理由もなく、前回までいたキャラが、今回から出てこない、
 というのが、多々あります。
多分、ほとんど役者の事情でしょうけど。
子供には、そういった「オトナの事情」なんて、わからないのだから、「死亡退場」以外の理由をつけるか、空前のヒット作になった『仮面ライダー』のダブルライダー編のように、休場していたキャラが復活するストーリーを作ってほしいです。
 
 
 
そこですね (こーじ)
2015-03-09 22:17:25
>柴田真紀様
 やはり大人に事情は子供には理解しづらいものがありましたよね。

 特に あさかまゆみ退場は驚いた覚えがありますね。

 石田えりの場合は社会的にマズい事があったようですね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。