ウルトラマンネクサスの最終EPで嬉しかったのは最後に姫矢准と
千樹憐という歴代のデュナミスト達が健在な姿を見せていた事だ。
孤門が変身したウルトラマンノアが闇の巨人のボス・ダークザギを
倒してから1年後という設定になっていて姫矢はカメラバッグを肩に
かけ、憐は自転車で走り回っているシーンを見るとデュナミストに
なる前の生活に戻っているというのが分かる。
ウルトラマンに変身して戦うという事はデュナミストの生体エネ
ルギーを著しく消耗するようで、もともと持病があった憐だけでな
く健康体だった姫矢も終盤ではボロボロになっていた。
憐の場合は特効薬であるラファエルが到着し その投与で持ち直
したのだろうが、姫矢の場合は終焉の地でダークメフィストとの最終
決戦後は行方不明になっていた事からストーンフリューゲルの中で
ウルトラマンとして戦っていた時のダメージ回復にあたっていたと
いう説が最も有力だろう。
劇場版のULTRAMANでもネクストは真木舜一に憑依するものの
融合時間が長過ぎると人格そのものを乗っ取ってしまうという件が
あり、実際ビースト・ザ・ワンは憑依した有働貴文の人格自体を乗っ
取り暗躍していた。
だからウルトラマンは変身してダメージの溜まっていた姫矢に対
して、ストーンフリューゲルで時間をかけて回復させていたのでは
ないだろうか。