ホークスにとってターニングポイントの勝ち?

ソフトバンク9連勝=プロ野球・ソフトバンク―西武

 久しぶりにプロ野球ネタを

 昨日ヤフオクドームで行われたホークス-ライオンズ戦でホーク
スが、延長12回にユリスベル・グラシアルの満塁HRでサヨナラ勝ち
して対ライオンズ戦3連勝で通算9連勝となって首位ライオンズとの
ゲーム差を5に縮めたのだった。

 試合は1回に柳田悠岐の2ラン、2回には今宮健太の満塁HRで6-0
としたホークスの楽勝かと思われたがライオンズが徐々に反撃して
7回で追い付かれると8回には2点を勝ち越される。

 ところがホークスはその裏に柳田の2ランで追い付くと、引き分
け寸前の12回に1アウト満塁からグラシアルのサヨナラ満塁HRが出
たのだった。

 今シーズンのホークスはケガ人続出で勝率5割のあたりをウロウロ
する形となり首位のライオンズには互角の戦いをするものの、2位の
ファイターズに6勝13敗と大きく負け越していたのが響いておりクリ
ーンアップを形成している内川聖一やアルフレッド・デスパイネまで
登録抹消されたので3位争いに終始するものと思われた。

 それがグラシアルや大竹耕太郎の昇格にロベルト・スアレスの復帰
などで徐々に調子を上げ始め、16日のバファローズ戦から3カード連
続での9連勝で特に21日からは苦手にしていたファイターズ相手の3
連勝も含まれているため‘ひょっとしたら’という気もしないでは
ない。

 ちなみに優勝するチームというのは勝負どころの終盤に神がかった
ような大逆転勝ちをするのが通例で、今シーズンはライオンズがそう
いった勝ちが多々あったので‘やはり今年はライオンズか’とは思っ
ていたのだ。

 ただし昨日のような勝ちがあるとチームは当然ながら勢いに乗るし、
思い出すのは8年前の10年9月18日から20日までの福岡でのライオンズ
3連戦で3タテし特にG1は引き分け寸前の12回2アウトから小久保裕紀
のサヨナラHRで勢いに乗り3連勝して一気に逆転優勝した事。

 つまり昨日のグラシアルのサヨナラ満塁HRは8年前を思い起こさせ
るわけで数字の上や今シーズンのライオンズの力を考慮すれば決して
‘これで優勝が見えた’とは言えないが、それなりにレギュラーシー
ズンが面白味が出てきたのは確かである。

 それにしても昨日のような展開は1-0よりもルーズベルトゲームの
8-7の勝負が好きな福岡の野球ファンにとって、入場料の安過ぎるゲ
ームだったのは間違いない。


 

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