Episode 35:反乱 ・リボルト

 松永管理官が姫矢准の時と同じくデュナミストからウルトラマンの光の秘密
を探り出すために人体実験を強行。
 それに対しナイトレーダーの取った行動は・・・・・

 ウルトラマンが帰ってきたウルトラマンのグドン&ツインテール偏を髣髴させ
る夕陽をバックに2大ビーストから挟撃されるシーンは鳥肌ものだし、ここに
きて息の合ったナイトレーダーとウルトラマンの連携プレーも見ものだ。

 メガフラシを撃退したものの力尽きて変身を解いた憐は倒れ伏していた。
 そこへホワイトスイーパー達がやって来て憐を連れて行く。

 必死に追いかける瑞生に向かって
‘あなたの任務は終わりました、以降あなたと千樹憐とは
無関係です’

管理感が無情にも宣告する。

 とはいえ瑞生にとっては、もはや憐は無関係ではない。

 一方フォートレスフリーダムでは残った海本がプロメテの子達からの
‘ラファエルが完成した’という通信を受けたものの、部屋に侵入した何者
かによって倒されてしまう。

 ‘千樹憐の命は間もなく尽きる、その前に今度こそウルトラマン
の光の秘密を解明する事が我々の責務’
と管理官は呟き、人体実験を
開始する。
 苦しむ憐の様子を察知するイラストレーターだったが、立場上実験を
止める事ができず・・・・・

 憐が拉致された事を瑞生は孤門に連絡、管理官は姫矢准に対して行った
人体実験を行う憐に対しても行うつもりだと察知した孤門はコマンドルームに
飛び込んでPCを操作してデュナミストの実験室の検索を始めた。

‘憐の命はもう消えかけているんです、姫矢さんのように実験されたら確実に
命を落とします。
何としても実験を止めなければ・・・・・’

 その様子を見ていた石堀が実験室を探し当てる。

 石堀がEp33に続いてアナライズ担当ならではの技を使う。


‘事によってはTLTに反旗を翻す事になる、分かっているわね’と実験室の
場所を知って駆け出そうとする孤門に凪は警告する。

‘ボク達は何かを守っていると信じて戦ってきた・・・・・憐も
そうです。 

 憐はずっとボク達と戦ってきたのです。

 例えTLTに反旗を翻す事になっても今彼を見殺しにしてこの先
ボク達は何を守れますか?何を救えますか?’

 ‘万が一の時は自分がコマンドルームからバックアップする’という石堀の
言葉をはじめ隊員達全員の決心を感じ取った隊長は遂に行動を起こす。

 実験室前に石堀以外の4人で現れたナイトレーダー達。
‘デュナミストの実験を今すぐ止めていただきたい、彼は我々の仲間です’

‘ウルトラマンの光の秘密を解明する事こそ人類の破滅から救う唯一の道
なのです。
 デュナミストは光の入れ物、単なる光の器にしか過ぎない’

 管理官と現場でウルトラマンと共に戦ってきたナイトレーダーの立場の
違いが分かる。

 ‘光を力に変えるのは人の意志です、

 デュナミストが自らの意志で己の命をかけて
戦おうとするからこそ光は力となる。

 私はデュナミストが単なる光の器だとは
思わない、光を人類が手に入れる兵器だとも
思わない’

 ‘これ以上ジャマするようなら・・・・あなた方の記憶を処理
しなくてはなりません’

 ‘我々はウルトラマンを解放する’

 と宣言したナイトレーダーは実験室に突入し憐を助け出す。

 この時に凪が変身アイテムのエボルトラスターとブラストショットを
大事そうに持ち出すシーンが印象的だった。

 先頭を詩織が進み監視カメラをパルスブレイガーで破壊しながら進み孤門
と隊長が憐を抱えて後ろを凪が固めるという隊列で逃走。
 監視システムを奪った石堀が逃走路を誘導しクロムチェスターのゲートを
開けて脱出に成功した。

 射撃の名手である詩織が監視カメラを破壊ながら先導し、最も重要な しん
がりを凪がフォローするという理想的なフォーメーションだ。

  追撃隊を出そうとする管理官に対し‘メガフラシが いつ活動を再開するか
分からず、デュナミストも瀕死の状態だからナイトレーダーを拘束するより
有効に使うべき’とホログラフィで現れたイラストレーターは提言。

 立場上 憐の実験を止めさせられないイラストレーターにとってナイト
レーダーの反乱は助け舟だと思ったのかもしれない。

 その頃 逃走した石堀は不敵な笑みを浮かべてパソコンを操作
していた。

 救出した憐の所に駆けつけた瑞生に孤門は憐の命が残り少ないという
事を告知。
‘オレは耐えられなかったんだ、
ただ人を心配させて悲しませて・・・・・・・
 できるあてのないラファエルを待っている。

 それだけでオレの時間は終わっていく、それが耐えられ
なかった。
 天使は・・・ラファエルは来ない、だからオレどうせ短い時間なら
誰もオレが死ぬって事を知らない所へ行こうと思った。

・・・・・・・したら何でか分かんねぇけどオレみたいな失敗作の
所へ光が降ってきて

・・・・・・・・迷わなかった。
 自分にもまだできる事があるんだと思ったら、すっげぇ嬉し
かった。

 遊園地でずっと見てた子供達や親やたくさんの人達、ああいう
人達を自分が守れるって、そう思ったらホント嬉しかったんだ’

 
‘孤門・・・・・オレはまだ戦える。
戦っていれば死ぬ事だって忘れていられる’
と憐は立ち上がりながら力強く告げるのだった。

 そこへCICから
‘メガフラシが活動を再開し、ニュータウンにアンノンウンハンドの波形が
現れた’という知らせが入る。
 ただしウルトラマンとの戦いで受けたダメージでメガフラシの虹が発生して
ないのでビーム攻撃が有効という事を告げる。
 孤門は少しでも体力を温存させるために憐をδ機でニュータウンまで運ぶ
事を提言する。

 夕陽の中メガフラシは地中から現れ、チェスターからのビーム攻撃が
始まる。

 ‘これまでの戦い方ではビーストは倒せない。
 あなたはこれまで死んでもいいと思って戦ってきた、だから
ダメージは一切かえり見ようとはしなかった。
 死ぬ気で戦う事と、死んでもいいと思って戦う事は
全く違う事よ。

 生きるために戦いなさい、例え明日がなくても’
と凪からアドバイスを受け、その言葉を繰り返しながら逃げまどう人々の
中で

‘生きるため・・・・・’

と呟いて変身。

  メガフラシの放電攻撃をサークルシールドで防ぎながらタイプチェンジして
はね返すと、メタフィールドを展開しようとするが突如背後のアンノンウンハン
ドから現れたガルベロスの攻撃を受けて妨害される。

 2体のビーストに挟撃されピンチに陥るウルトラマンを援護すべくハイパー
ストライクチェスターからのミサイル攻撃で脱出させると、メガフラシの放電
攻撃をミサイルで相殺しハイパーストライクバニッシャーを浴びせて倒す。

 ウルトラマンはガルベロスに向かって行き、ウルトラマンの背後から分離
して飛来した4機のチェスターのビーム攻撃でダメージを与え最後はシュト
ロームソードで両断して倒した。

 ‘よし!’と孤門、イラストレーターが共に呟く。

 しかし倒されたガルベロスとメガフラシの物質は上空のアンノン
ウンハンドに吸い込まれていったが、そこでは新たなビーストが
誕生していた。     
   

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