姫矢編から憐編で最も変わったのは西条凪副隊長

 ウルトラマンネクサスの登場キャラで最も異質なキャラといえば、
防衛チーム・ナイトレーダーの西条凪副隊長だろう。

 敵への怒りや憎しみをモチベーションとして素晴らしい戦闘能力
を持ち合わせていたし、幼少期に人間型ビーストに両親を惨殺され
たのがトラウマになっているからか当初はウルトラマンや変身する
デュナミストをビーストと思い込んで攻撃しようとしていた。

 もっとも歴代のウルトラが異星人であるウルトラヒーロー達を何
の疑いもなく味方だと思って全面的に信頼するというのに我々視聴
者達は慣れているのだが、こういった凪のような対応はリアルな観
点からすれば むしろ正解なのかもしれない。

 だからネクサス当初は凪が妙にデュナミストである姫矢の存在を
意識して攻撃しようとする場面が多く、ウルトラマンをもビースト
として攻撃しようとしていたわけでラフレイア編でウルトラマンと
孤門が連携したのを見て苦々しい表情を浮かべていたのが印象的だ。

 ところが憐編になると当初は孤門に‘デュナミストが姫矢のような
人間ばかりではない’と警告するものの、そのグランテラ編では憐の
戦い方を何度も映像で繰り返し見ながら捨て身過ぎる戦い方に疑問
を持つシーンが印象深い。

 しかも憐の戦い方を学習していたリザリアス編ではダメージを負
わないための援護を自らするのだから、姫矢編とはえらい違いだし
デュナミストとの信頼関係を築けたという事になるのだろうか。

 当初デュナミストの敵という立ち位置だった凪が共に戦うにつれ
てデュナミストや、ウルトラマンに対する理解を深めて行くという
のもネクサスの醍醐味ではないかと思うのだ。

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