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内山高志、V12への最大の敵は

内山 12度目防衛必ず!具志堅に並ぶ前に“世界記録”並ぶ

 早いものでWBA:Sフェザー級スーパー王者・内山高志の12度目の
防衛戦まで1週間となった。

 とりあえずSフェザー級の連続防衛記録はブライアン・ミッチェル
の11なので勝てば新記録となるわけだけでなく、具志堅用高の連続
13度防衛に残り1つと迫る事になる。

 先日の会見で内山は好調をアピールしていたし対戦相手のジェス
レル・コラレスは暫定王者とはいえ普通に戦えばKO、判定とも内山
有利は動かないだろうが最大の懸念材料はモチベーションだ。

 そもそも昨年の大晦日に11度の防衛を危なげなく達成した内山は
今年は海外での試合か他団体王者との統一戦を望んでいたし、一時は
元WBAフェザー級王者のニコラス・ウォータースとの対戦に向けて
交渉が進められていた。

 ウォータースは4階級制覇のノニト・ドネアをKOした強豪で内山の
希望する強豪選手だったのだが交渉が決裂し、正規王者のハビエル・
フォルトナとの統一戦に切り替えたので個人的には海外でいきなりウォ
ータース戦は知名度から考えて厳しいと思っていたから海外でフォルト
ナに圧勝して名前を売ればいいと考えていた。

 ところがフォルトナとの交渉も決裂し暫定王者コラレス戦に格下げと
なったのだから、内山にすればガッカリ感は否めないだろう。

 WBC:Sフライ級王座を8度防衛していた徳山昌守が9度目の防衛
戦で以前 完勝していた川嶋勝重に1RでKO負けしてタイトルを失っ
た例でも分かるように、ボクサーにとってモチベーションの低下は意
外に厄介なもので思わぬ不覚を取りかねないものだ。

 しかも最近のボクシング界の価値観は連続防衛記録から強豪との
対戦に変わっているので、内山を世界戦版・リック吉村にしないため
にもジム関係者たけでなく今回防衛に成功すれば国内のボクシング
関係者が村田諒太を売り出すような形で今後は海外進出をプッシュ
するべきだろう。

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