3150ファイト VOL9は開催時期を考えるべき

 某一家の1号がプロモーターを務める3150ファイトVOL9が7月
28日に、大津市の滋賀ダイハツアリーナで開催されるようだ。

 IBFミニマム級王者・重岡銀次朗がペドロ・タドゥラン相手の
防衛戦をメインに、セミファイナルはペテ・アポニナルー中川
抹茶のフェザー級8回戦が行われ他に8回戦と6回戦が2試合づつ
というもの。

 例によってメインは19:00前後だろうが13:00第1試合開始
となっているので、間にミニ歌謡ショーなどを入れるのだろう
が良く言えばロングラン興行!悪く言えば間延びした興行にな
りそうだ。

 ただ今回のイベント主催者は何を考えているのか?である。

 というのも開催日の7月28日は7月26日に開会式が行われるパ
リ五輪の開催中だから、世間の耳目のほとんどはパリ五輪に行っ
ているはずだ。

 目立つのが大好きな某一家だが五輪期間中は大谷翔平が活躍
するMLB中継ですら放送がほとんどなくなり、新聞記事も五輪
報道がスポーツ面の大半を占めプロ野球の話題などもあるだろ
うから最軽量のミニマム級タイトルは影が薄いのに五輪期間中
に行われるのだから新聞などの片隅に結果のみしか載らない可
能性がある。

 アメリカでは2月第1日曜日に行われるNFLのスーパーボウル
の時には何を行っても目立たないし、10月下旬のMLBワールド
シリーズ期間中にもボクシングのビッグイベントは行わない。

 つまり欧米では競合を避けるためビッグイベントがある日に
はボクシングのビッグファイトは行わないし、実際に中谷潤人
メインのamazon praime興行も7月20日と五輪開幕前だ。

 そういった要素を考えると五輪期間中に3150ファイトのイベ
ントを入れる、某一家1号のセンスを疑いたくなるわけだ。

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