トマス杯優勝の快挙を小さくしか報道しないマスゴミって・・・

日本、快挙の初優勝=決勝でマレーシア破る―トマス杯バドミントン(時事通信) - goo ニュース

 なでしこジャパンがアジアを制した直後に、何とバドミントンの
トマス杯決勝で日本男子がマレーシアに3-2で勝って49年に
始まった同大会での初優勝を飾る快挙を演じた。

 トマス杯はバドミントンの世界では五輪以上の価値がある大会で
コレで優勝するという事はサッカーのW杯での優勝と同じ価値がある
わけだし、日本男子は3位が過去4度あるものの決勝進出すら初めて
だったのに準決勝で5連覇中の中国に勝ち決勝でも5度の優勝を誇る
マレーシアに勝ったのだから凄い事。

 にも拘わらず日本のメディアの扱いは意外に小さいのが現状だ。

 かつて自転車の世界スプリントで中野浩一が10連覇を果たしたと
いうのに扱いが小さかったし、ノルディック複合で荻原健司が総合
3連覇を果たした時も その時だけという感じだ。

 日本では野球と相撲にゴルフの3種目がスポーツ紙の1面を飾ると
いう伝統があり、他の競技は五輪でもない限り読者達の興味がない
という事からか扱いが小さいのが現状で最近ようやくサッカーが大
きく扱われ始めたぐらい。

 問題なのはスポーツ紙の1面を飾りやすい競技ほど国内で完結する
ものが多かったわけで、海外の強豪相手に勝っても‘知名度がない’
などの理由から意外にも評価は低いのだ。

 さらにタチが悪いのは先述した3つの競技以外は五輪の時しか扱わ
ないので、五輪よりも優勝の価値が高い大会で活躍しても五輪での
結果が出なければ荻原のように‘不運な選手’という不当な評価
しかされない。

 今回のバドミントンは女子も同時期に行われたユーバー杯で決勝
で中国に敗れたものの準優勝という大健闘を演じたのに小椋久美子&
潮田玲子ペアが話題になった北京五輪よりも扱いは小さい。

 潮田玲子が‘トマス杯で中国に勝つのはサッカーのW杯でブラジル
に、マレーシアに勝つのはスペインに勝つのと同じぐらいの価値が
あるのに・・・’と言っていたにも拘わらずだ。

 こういう扱いを見ていると日本のスポーツマスコミの異常さが嫌
でも分かるのだ。

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
日本のマスゴミはガラパゴスだ (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2014-05-28 22:21:19
ちなみに、私はトマス杯決勝のマレーシア戦はネットで生中継で見てたよ。
なでしこと同時視聴だったからもの凄い疲れたけど(笑)。

バドミントンは決して世界的なメジャー競技ではないが、今回の日本男子の優勝は中華圏と東南アジア諸国では「衝撃」として伝えられている。
中でも、東南アジア諸国はサッカーなど他の競技では日本に勝てないが、バドミントンでは絶対に自信があり、国技と位置づけられている。
それだけに、今まで格下だった日本に負けたこと以上に、日本国内で全然伝えられてないことに相当驚いているだろうな。
まあ、日本のマスゴミは「野球天動説」だから、こんな酷い扱いを受けるのは予想できたけど・・・

ちなみに、バドミントンの団体戦はテニスと比較するとそれぞれ違いがある。
トマス杯(&ユーバー杯)はテニスのデ杯(&フェド杯)と同じ5試合制だけど、レギュレーションが決定的に異なるのは登録人数と出場できる試合数だ。
登録人数はテニスは2~4人以内だが、バドミントンは7人だ。
テニスは1人の選手が単複合計で3試合出られるが、バドミントンは1試合のみ。
テニスはリバースシングルスだが、バドミントンはシングルスとダブルスともに強い順から試合を実施する(フェド杯だとダブルスは最終の第5試合なので比重が低い)。
つまり、テニスはシングルスの強い選手が2人いることが勝利への近道だが、バドミントンは単複とも選手層の厚さが問われる。
決勝のマレーシア戦はエースの田児が世界1位のリー・チョンウェイにストレート負けしたが、今大会5戦全勝の新鋭の桃田ら他の選手がカバーしたのが勝因だ。

日本は女子は湯木や中山が活躍した時代にユーバー杯を5回保持していたことがあったが、男子は常に中韓&東南アジア諸国の壁に跳ね返され、トマス杯の出場を逃したこともあった。
しかし、近年は海外から指導者を招いて男女ともジュニア世代から非常に強化されており、2020年東京五輪では密かにメダル量産種目として期待されている。
もしかしたら、今回の勝利で次のリオ五輪で男子が初のメダルを取ることも決して夢ではないと思う。
 
 
 
野球天動説=GOODです (こーじ)
2014-05-28 22:44:21
>テコンドーを五輪から除外しろ!!様

 試合方式の貴重な情報ありがとうございました。

 ユーバー杯は湯木らの活躍で優勝している事は知って
ましたけど、トマス杯は今ひとつでしたからね。

 なでしこジャパンとの同時視聴お疲れ様でした。

 
 
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