先日14日の営業終了後に子供の頃からのお客さんKクンとの話を
アップしたのだが、ウルトラや仮面ライダーをはじめとしたヒーロー
作品は改めて子供の教育にも最適だと実感する。
ありきたりの話では仲間を大切にする心などが語られるのでという
事になるが、他にも名作といわれる作品ほど脚本やBGMを担当した
スタッフが超一流だというのが分かったりするのもある。
そして忘れてはいけないのが脇役の大切さを学べる事。
ヒーロー作品には仮面ライダーの立花藤兵衛を演じた小林昭二や
死神博士の天本英世など主役方や敵方それぞれで名の通った脇役
達が出演しているのだが、子供の頃には今ひとつ分からなくても
そこそこの年代になると主役以上に脇役達の魅力を実感できる。
つまり主役は演技力がなくてもイケメンだとなれるのに対し、脇役
達は演技力が絶対に必要だ。
だからこそ少しぐらいしか出演してなくても印象に残るキャラを演
じる事ができるわけで、ドラマや映画にはこういう俳優が絶対に欠か
せない。
ヒーロー作品でなくても田中邦衛や西田敏行などは、かつて偉大な
脇役だったのが今や押しも押されぬ主役となっている。
ヒーロー作品を見せていれば子供達は脇役の存在に気付くわけで、
主役になれなくても脇役で輝く事の大切さを教えてやれるチャンス
にもなる。
最近 幼稚園などでの学芸会で主役になれなかった子供の親が
執拗に抗議するという話を聞くのだが、安易な主役より存在感の
ある脇役が大事だという事を認識していれば こういうトラブルを
起こす者達の方が笑い者になるだけではないだろうか。